湧水の利用 現状は不可 災害時に飲み水確保求める

荻田丈仁氏は安全・安心の水道の構築をテーマに水道施設の耐震化や簡易水道組合への対応などを取り上げ災害時おけるライフラインの確保に向けた万全の取り組みを求めた。その中、同氏はライフライン確保の線上で上水道、簡易水道に支障が生じた場合を想定し「災害時における自然湧水の活用はできないかただした。市長は大規模災害時における飲料水について「地域防災計画中の応急給水計画に基づき市民平等に提供していく」としたほか応急給水計画を補完する対策として市民に対して1日3リットルの水を最低でも3日分の備蓄を啓発、浄水機を地区班に配備していることなども報告した。

湧水の活用については「可能かどうかを水質検査機関に問い合わせた。回答は湧水は地震の後に自墳しなくなったり、濁りが生じる恐れがありその時点にならないと利用できるかどうかは不明だった」と報告、「市としては湧水を飲料水とする事は現段階では考えていない」と述べた。

(6月28日富士ニュース掲載文)