英霊の眠る丘に「ノーベル賞の椅子」

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吉永地区の小高い丘にある岳南忠霊廟には旧吉永・須津・原田・元吉原・並びに浮島地区内の英霊936柱が眠っています。岳南忠霊廟では毎年、慰霊祭が開催されますが、今年の慰霊祭開催後に、富士市の偉大なる物理学者である故戸塚洋二氏の生まれた地元である忠霊廟に建立された故戸塚洋二顕彰モニュメントの除幕式が行われました。生きていればノーベル物理学賞を受賞していたであろう富士市の偉人に対して、既に富士川楽座にニュートリノ館の設置や母校冨士高への顕彰碑建立に続き、岳南忠霊廟に「ノーベル賞の椅子」が建立されました。
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この「ノーベル賞の椅子」ノーベル賞受賞者がノーベル博物館に訪れた際に博物館内の椅子の裏に受賞サインをすることが慣例になっているとされます。本来ならこの椅子に故戸塚氏がサインしていたであろうとし設置されました。

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郷土の英霊が眠るこの丘に、故戸塚洋二氏の偉業を顕彰するとともに、科学の進歩と恒久の平和を願うシンボルとして「ノーベル賞の椅子」が置かれたたことは、既にあるロダンの「考える人」も含め新たな魅力が加わり、より多くの人が訪れる場所となる事が予想されますので、郷土の英霊の鎮魂に繋がる事であると思われます。
(私も座らせて頂きましたが、なんか偉くなったような気がしました)
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岳南忠霊廟奉賛会の代表理事である齋藤斗志二氏をはじめ関係者の皆様には、多大なるご尽力に対しては感謝申し上げます。