岳南電車は公共交通機関であり、観光施設です。

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岳南電車の取り組みについて、岳南電車の上原社長から話を聞く機会がありました。岳南電車の利用人員の推移としては、平成17年度が70万人の利用でありましたが、徐々にではありますが、利用人員は増加しており、平成27年度には80万人、平成28年度の見込みは82万7千人と微増とは言え、増え続けている状況は全国の鉄道でも珍しい事であります。恐らく、市民利用以外にも観光利用は増えている事は予想できます。
岳南電車の近況として目指している事は
1、富士市民の通勤、通学、買い物、通院等の足として、市民の無くてはならないと思ってもらえる鉄道

2、富士山・夜景・昭和レトロ感を楽しめる鉄道が観光施設として観光を呼べる鉄道。

観光を呼べる鉄道としてのキャッチフレーズとして

1、全駅から富士山が望める鉄道

2、昭和レトロの雰囲気が懐かしい鉄道(駅舎と硬券切符と昭和初期の機関車)

3、ほのかな光の静寂さが幻想的な夜景電車
目指すべき鉄道としての、様々な取り組みをしています。
市民の足としてだけでなく、近年ではテレビ等の露出も多く、富士市の観光施設として市のPR効果は、お金に換算するとかなりに数字になると思われます。
行政から補助金も出ていますので、今後の存続を含め支援のあり方ついての議論はありますが、富士市にとってなくてはならない、公共交通機関であり、観光施設であります。観光施設として社会的便益は大きなものがありますので、失くしてはならないものであると思っています。
目指すべき岳南電車の努力はもちろんですが、富士市の支援として、市民の理解と利用によっての拡大はもちろん、岳南電車での様々なイベントへ対応はしなければならない事であると認識しています。
その上で、あらためて市民ができる支援としては、乗って残そう岳南電車です。
毘沙門さん、B-1グランプリ等の開催もあります。出かける時には、岳南電車のご利用をお願いいたします。また、一番近い、大きなイベントとしては、岳南電車祭りを3月19日(日)に江尾駅において開催いたします。
ぜひ、ご参加ください。