22年前の想いを忘れぬ為「人と防災未来センター」に寄ってきます。

月日の経つのはあまりに早いと感じます。
私が思う大地震の衝撃的な恐ろしさを知ったのが22年前の1月17日朝5時46分に起きた阪神・淡路大震災。都市型の直下型地震であり、犠牲者は6343人。行方不明3名。
朝からテレビでは、被災状況が刻々と流れていたことを思い出します。その後の救援活動においても、当時、私は青年会議所での災害支援活動をしていたのですが、時の日本青年会議所会頭の小学生のご子息が震災で亡くなられた中で、会頭自らが救援活動を行っていたことは同じ子供を持つ身としては胸が張り裂けそうな想いがありました。もうあれから22年も経ってしまいました。震災後、神戸には何度か行きましたが、その後起きた、東日本大震災に何回かボランティアにも行くように変わっていました。今回の視察では、喫緊の災害地である熊本へ視察に出かけますが、その後、神戸に史跡公園の視察に行きます。せっかく神戸に行きますので、22年前の想いを含め,行政視察として項目には挙げていませんが、当時の悲しみや教訓を忘れてはいけない事と思い、ちょうど、阪神・淡路大震災記念 として震災22年となる1月17日を含む平成29年1月11日(水)から2月19日(日)までの間、企画展「写真でたどる阪神・淡路大震災〜あの日から今日まで〜」を震災の経験や教訓を学術的に研究している「人と防災未来センタ―」で開催しているとの事ですので立ち寄ろうと思っています。22年前の災害地であった神戸で、あらためて震災を振り返りながら、被災当日から復旧・復興期、そして現在に至るまでの人やまちの姿も確認してこようと思っています。あの地震を契機に住宅の耐震化をはじめとする災害対策は進みました。神戸には近年は観光として足を運びましたが、まちは何事もなかったように活気を帯びています。
しかしながら、どんなに、建物が新しくなり、まちが復興しようとも22年前に起きた事実は忘れてはならない事として、今回、胸に刻み付けてこようと思っています。
ですから、最終日は帰りは遅くなります。