不安はあるものの、良い意味での変革に期待。

米大統領選でのドナルド・トランプ氏の勝利は、まさかの結果でもありました。
大方の予想を覆しての、ポピュリズムに対する不満の波に乗り大統領選を戦ってきたトランプ氏の勝利は、世界的な衝撃でもあり、あらためて選挙はふたを開けるまで分からないというのを実感せずにはいらません。また、選挙により、日本では株価が一気に1000円以上下がる状況は、トランプ氏が大統領に成った事での経済的な影響が出ている事への不安は募ります。トランプ氏の訴えてきた発言からすると、日米間の安全保障やTPPを進め来た日本政府がどのように対応するのかを含め、安倍晋三首相の解散戦略にも影響が出る事は伺えます。今までは、首相が早期解散に踏み切るとの観測が根強くありましたが、株安や円高などトランプ氏勝利に伴う影響が表面化することにより、解散の判断を左右する日本経済の先行きが不透明となった不安感が増す中では、選挙はできないと思われます。政府は、当面はトランプ氏が大統領に成った事での様々な対応は求められます。
今回の結果は、日本経済への不安は大きく、政治家としては未知数の能力である事への疑問視はあるものの、個人的には、苦労をしながらも事業家として大成してきた経緯は尊敬すべき人物であり、生き方や経済的政策を含め過激な発言にも魅力は感じます。また、当選してすぐに、過激な発言は抑えての、「米国市民全ての為にと・・・」と言ってくれています。
今後は、世界のトップリーダーとして、今までの事業家としての手腕をいかんなく発揮して、米国経済を含め、世界経済の好循環を生み出しての良い意味での変革をもたらしてくれる事に期待は持ちたいです。。

**先日の沼津市長選も、今回の大統領選もの結果は、選挙の大きさはは別としても、多くの人達の何かを変えたいというような同じようなまさかのパワーを感じました。