新しい話題と言葉。

「人の噂も75日」と言うように、話題が次から次へ出てくるので、大きな事故、事件や話題があっても、随分、前の話のような気になってしまいます。

 福田首相が辞めたことも、騒がれていますが、今にあっという間に忘れらてしまい、福田さんが首相をやったかどうかも話題にも出ないようになるのではないでしょうか。新しい話題があっても、その話題性はずんずん短くなっています。
 中国の四川大地震にしても、あれほどの被害が出たにもかかわらず、オリンピックが始まると共に、いつの間にか、話題から消えてしまったような気がします。その後どのようになっているのか気になりますが、地震の関係もあり、延期になっていた、新人議員団で中国嘉興市への友好訪問が10月21日から25日まで行くことが改めて決まりました。本日、会合がもたれましたが、震災場所から、嘉興市まではかなり距離が離れていて、影響はなかったということからも安全面からも大丈夫であるという報告は受けていましたので、行く以上はそれなりの成果があるように事前準備と勉強をしっかりして行くこうと気持ち新たに思いました。
 地震とは切り離して、話し合いは進みましたが、今後、行くまでの間に、新たな災害等により変更のない事を願います。

 午後、都市計画について勉強をさせていただいのですが、
新しい時代のまちづくりのキーワドとして、「スマート・シュリンク」と言う聞いたことのない言葉を教わりました。これからのまちづくりにおいて、人口減少や、集約的都市構造(コンパクトシティ)への再編が進む中で、私が住んでいる郊外市街地においては、特に基盤整備状況が不十分で、短期的には商業施設やバス等の公共施設の衰退による都市機能の低下が進み、長期的には生活環境の悪化により、生活水準の低下や行政コストの増大から、市街地として維持することが困難になります。
 急激な密度の低下による生活環境の悪化が生じないよう、いわば、賢い縮退(スマート・シュリンク)を図ることが重要であります。スマート・シュリンクとは賢くスマートに縮んでいくことをきちんと考えたまちづくりを進めていくことだそうです。地域の効率化を図り、地域の特異性を見出した上で、賢く縮小することが大切であります。

 新しい言葉が次から次へ、出てきて覚えられない状況ですが、気がついたら、当り前のように使われる言葉になっているのかもしれませんし、なくなってしまう言葉になるのか、私には、今はわかりません。