浮島沼釣り場公園の整備活動しながらも不安が・・・

CIMG3891 CIMG3886CIMG3890富士市東部地区にある釣りや貴重なトンボの生息地でもある浮島沼釣り場公園の整備を地域で定期的に行っています。
私も議会で何度か取り上げ、整備促進を提案してきている以上、地域の民様と一緒に活動に参加しています。水辺での下草刈りの他、今回は、来年に備えてアジサイの選定作業を行いました。

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岩本山公園での選定作業の見本写真を示されての簡単な説明後、私もはさみを片手に汗を流しながらの作業でした。説明の際に「選定作業により来年の花の咲き具合が変わってくる」と言われてますので、私が選定した場所が来年、どのようになるか気に成ります。
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自分の住んでいるところが少しづづ変わってきている事は嬉しい限りです。ただ、今回、浮島釣り場公園内の貴重なトンボが生息する赤どぶ池には今年も、ハスの葉がいっぱいとなり、懸念していた通り富士市ではここでしか見られないチョウチョトンボの姿が一匹も見当たらない状況でありました。
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確かにハスの花は綺麗でありますが、もともとあったハスではなく、本来、トンボの生息を守るために釣りを禁止したのにも拘らず、ハスがはびこってしまい、トンボの生息を妨げる状態になっている事は明らかです。(はすの花がきれいであろうと生態系を変えてしまうのは問題です)
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市ではハスが及ぼすトンボの生息調査を行っているようですが、手遅れにならない事を祈るばかりです。(すでに手遅れのような気がしますが・・・)花が咲いた後の蜂の巣のようなたわわについている種が見えている状況を見ると不安は募ります。
あらためて地域が関わっての整備が始まっていますので、しっかりとしたトンボの生息管理を考えて欲しいと強く感じます。
ちなみに、次の浮島沼釣り場公園の整備は、10月2日です。