ラジオ出演での話は・・・・

リーマンショック後の急激な景気後退は、新卒者にとって深刻な就職難をもたらしています。県内の有効求人倍率は0,4倍台で推移し、15月間連続で全国平均を下回っていますが、富士市においての求人倍率はそれより低い0.3倍台です。

先日もハローワークで来年3月の新規学卒者の説明会が開催されており、今年の新卒者の就職内定率が、中学、62,2%高校、97,6%であった事が説明されました。そのような中で昨年より、いくらかではありますが回復の兆しはあると言う事も話されていましたが、厳しい状況はかわりません。
現在、大学への進学率が50%を超える時代になっており富士市のおいても多くの方が大学へ進学していると思いますが、富士市での大学生の就職の受け入れる会社はどの様になっているのか気に成ることでもあります。

私の娘も就職活動をしていますが、東京の大学に通っている為に、市内の就職状況や情報は分かりにくく、大学においては富士市の企業求人は無いそうです。商工会議所等で開催されている説明会に行ったようですが思うような会社は少ないとし、その上、男女雇用均等法により、男女の採用の明記はされてはいませんが、実際、説明を聞くと女性の採用は無い会社が多いようです。富士市では特に大卒の女性の働く所がないと訴えていました。
私の学生の頃も、富士市への就職先と言えば真っ先に「市役所か銀行」であったような気がします。でも、みんなが「市役所と銀行」で働ける訳ではありません。仕事を選ばなければ就職はできるのかもしれませんが、大学へ進学しても多くの方が、富士市で働きたくても働けない現状は、富士市へ帰りたくても帰れないと言う事であり、経済が後退している時にその問題をどのように解決したらいいのか難しい問題でもあります。
(各種団体の会長と佐野アナウンサーと)

6月25日にラジオエフの「市議会議員と語ろうふじまちとーく」において、「もっと元気で住みやすいまち」と言うテーマで出演するのですが、最初に地域での住みやすいまちについて語った後、ゲストに青年経済人である、商工会議所青年部会長、岳南法人会青年部会長、富士青年会議所理事長を予定していますので、ゲストを交えて特に、まちの元気と言う点において、経済の活性化や雇用について話が出来ればと思っています。
ちなみに、商工会議所と市の主催でふじさんめっせにおいて、市内を中心とした26社による企業ガイダンスが開催されます。娘も参加してみると言っていました。