ボーイスカウト育成会総会

ボーイスカウト第2団の育成会総会に出席したのですが、ボーイスカウトの総会はスカウトは制服を着ており、議題に入る前に国旗儀礼・3本指を立ててのおきての唱和・歌として連盟歌「花はかおるよ」と独特のスタイルをとっているセレモニーがあります。

初めての人だとちょっとびっくりすると思われますが、私はおきての唱和を読むと子供の頃の私はいたずら小僧で良く隊長やリーダーに怒られて、おきてやきまりを守るようにみんなの前で唱和させられた事を懐かしく思いだします。
今年はボーイスカウトの大きな祭典でもある日本ジャンボリーが富士宮の朝霧で39年ぶりに開催される年でもありますが、ボーイスカウトなら誰でもか参加できる訳ではありません。小学5年生より中学3年生がボーイスカウトと呼ばれる年代になりますが、スカウトとしての2級以上の技能・知識そして地域での奉仕活動をし取得していなければ参加資格は貰えません。受験勉強や塾通い、クラブ活動と忙しい中でのスカウト活動は難しくなっている状況で資格取得は困難になっていると思われますが、私の所属するボーイスカウト第2団のボーイスカウト12名中11名が参加する事が総会で団委員長から報告されました。参加率は91,6%ですが、これは、それだけ在籍している隊員が名前ばかりではなく、しっかりとした活動をしている証拠でもあります。実際、他の団では、在籍数に比べ参加者が極端に少ない所もあり20%と言うような所もある事を聞くと立派でもあります。
(湧水が出る田宿川)(なんでも突っ込む鍋)(鉄板は多少汚れていても調理します)

総会終了後に田宿川のほとりの湧水が湧き出ている広場でバーベキューをやりながらの懇親会が開催されました。会費は1000円で安いのですが、設営からすべて手作りでやらなければいけなく、体を使いながら皆で作業をしながらの懇親会も、スカウトらしくてこれはこれで楽しい懇親会でもありました。

私は今議員をやっていますが、振り返ってみると社会教育としては勿論ですが、おきてやきまりを守っての団体行動や人や自然に触れあう機会を与えてくれ、年上の方からの人間教育をして頂けたスカウト活動が、もしかしたら私の原点なのかもしれません。