イルカさんと生物多様性

 

毎年恒例の岳南法人会の社会貢献事業であるチャリティーコンサートが開催されましたが、今年は、「なごり雪」で有名な歌手のイルカさんでした。

驚いた事にデビュー39周年で、来年40周年と還暦を迎えるベテランの部類に入るアーティストですが、間近で見ても、お孫さんがいる事や還暦に近い年齢を感じさせない昔のまんまのかわいいイルカさんでした。
なごり雪や海岸通りは私の若かりし頃を思い出す歌でもあり、久しぶりに聞き感激をしました。

また、今、歌手や絵本作成の活動の他に、ICUN(国際自然保護連合)親善大使や、環境省中央環境審議会野生生物部会臨時委員を務め、自然から頂いた恵みを公平に分かち合う社会を目指して、自然保護と貧困撲滅を、歌を通じて地球上のすべての生き物の架け橋になるような活動に力を入れています。本年度は、国連が提唱する「国際生物多様性年」であり、名古屋でCOP10と言う会議も開かれ、生物多様性の国内の取り組みも地域戦略として始まっています。私の地域においての、自然保護公園の浮島ケ原自然公園がもうすぐ供用開始されますが、レッドデータブックに記載される多くの植物やチョウトンボ、アオサギ、カワセミ等の動物が見られる場所があり、生物多様性の地域戦略としての取り組みが考えられないかと思っていた矢先のイルカさんの話を聞いて富士市でも取組みが出来ないか提案して見ようと思いました。
法人会の税を知ってもらう目的のパンフレットより、環境について考えるイルカさんのパンフレットの方を読んでいる人の方が多いようでした。

帰りがけに、法人会でのお手伝いの役得として、イルカさんと握手をさせて頂きましたが、本当に昔のまんまで、芸能界にいると年を取らないのかと思ってしまいました。