市長選挙結果

 富士市の市長選挙が終わり、現職の鈴木尚氏が新人の杉田保雄氏を破り、これからの4年間の舵取りを鈴木尚市長に委ねられました。
先ずは、当選おめでとうございます。

富士市長選開票結果は
当選   鈴木尚   44,192票
     杉田保雄  10,388票
得票総数       54,530票
無効票           777票

投票率         27.08%

結果を見ると現職の圧倒的な勝利と言う事になると思いますが、やはり気になるのは投票率であると思います。27.06%という過去最低の投票率は、投票が始まってしばらくするとささやかれ始めていました。と言うのも選挙戦が思ったより盛り上がらず、市民の関心が薄かった事や当日の天候が晴れており、寒さが厳しかった事が投票所へ足を運ばなかった要因になっており、午後3時30分の途中経過の投票率15%という数字で表わされました。そのあまりの投票率の低さには、正直驚かされましたが、その後、その倍近い最終的に27.06%になりました。とは言え、204,416人の有権者に対し、55,308人の投票者数であった過去最低の結果が示すのは、何なのかは、鈴木市長に課せられた課題でもあり、でもそれは、私達議員と言う立場が与えらた者に対して、真摯に受け止めなければならない事でもあります。

 鈴木市長は、8年前に市長になり、1期目は前市長のやってきた事を引き継ぎ、2期目で自分の打ちだしたものを軌道に乗せ、この3期目で仕上げを行うという3期で引退と言う事を公言しています。
 私も議会では市長とは対じする市会議員と言う立場ではあるものの、小学校、中学校の後輩でもあり、市長に対しては敬愛する1人であります。
 市民の1人として、この4年間を自分の政治信念の乗っ取り、集大成として思い残すこと無く、精一杯務めあげて貰う事を期待しています。