駅周辺の顔づくりは必要。

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まちの駅周辺の魅力を高める事は、交流人口を増やす事はもちろん、市民の回遊性が増すことにより中心市街地として活性化に繋がります。その意味では、今回、図書館視察で行った愛知県一宮市の中央図書館は、駅前の新しい顔として建設されたJR尾張一宮駅に隣接する尾張一宮駅前ビル愛称アイビルにありました。

 

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アイビルの中には、その他にも子育て支援センター、市民活動センターなど多様な機能が配置されており、「市民活動・文化活動」「歴史・文化活動」「新たな市民文化活動の創造」などを目的とした交流・文化拠点としての都市機能、集客機能を強化しています。商業施設とは異なるシビックホールとしての機能充実により多くの人の利用が促進されているとの事です。
アイビルは市の玄関に位置する「一宮の新しい顔」として鉄道、バスなど交通結節点としてはもちろんですが、夜9時まで利用できる図書館を始め、通勤、通学者に取ってもものすごく利用しやすい施設となっていました。また、繊維の街らしく、外観は縦糸と横糸が規則的に織りなさす織物をイメージしており、正面の外観を横から見ると織物の色彩が表現されていました。
図書館視察ではありましたが、今回、あらためて思うことは、駅は都市の玄関であり、顔であります。駅に降り立った時にその街のイメージが膨らみます。富士市でもJR富士駅周辺や新幹線新富士駅の顔づくりが進められていますが、なかなか進まない状況でもあります。街の魅力を高める上では、再開発を含め、早期に駅周辺の富士市の顔づくりの必要性を実感しました。
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ちなみに施設内のレストランでは、一宮めし「どてカラ丼」も食べれます。
そんな食べ物があるとは知らない市外の人(私は知りませんでした)への情報発信としては、駅でのご当地グルメの発信は重要であると感じました。