続けよう、ブナ林創造事業

 今年もまた、富士山がきれいに見える中で、富士山麓ブナ林創造事業に参加しましたが、この事業も今年で16回目になります。

 今年で延べ、8870名の方が参加し、19870本の苗木を植樹していますが、多くの市民が携わった中で、この事業は続いてきています。
 ブナの木は夏緑広葉樹として、高さ30メートル位になる木で、幹は太く樹皮の表面はなめらかで灰色に近い白色になりますが、優れた保水能力を持っている為に、水源涵養林として素晴らしい自然を与えてくれる木でもあります。
 

 ブナ以外にもケヤキ、ヒメシャラ、イロハモミジ、ヤマボウシ、ミズナラ、フジサクラの2500本を植栽したのですが、植栽をして木を育てる事は、時間と手間がかかる事です。多くの方が参加してくれている中で、ブナ林創造事業の重要性を参加者にも、分かるよう植栽地において中山先生の講演もありました。山の中での1時間近い講演会というのは、初めての経験でしたが、植栽後に空気のきれいな所でこの事業を、今後も続けなければいけない大切さを改めて感じさせられた有意義な話でもありました。
(今年の植栽地)

 何でも続ける事は大切だと思っていますが、特に人が手を加えながらでも、森を山を守る事は大切な事で、未来の為にも、続けなければいけない環境を保護する投資でもある訳です。
 私もこの事業については毎年、29日に開催されている訳ですが、時間を割いても、予定に入れ最優先に参加したいと思っています。
 来年も出るぞー。
 皆さんも参加してください。