須津まちづくり推進会議

 話が前後してしまいますが、金曜の夜に須津地区まちづくり推進会議の総会が開催されました。富士市には、各地域において、地域特性に合わせた、まちづくりを進めるための住民まちづくり組織としてまちづくり推進会議があります。
 全体会議に入る前に、県の土木事務所より、昨年まちづくり推進会議において、要望が出された、須津小学校に接する、北側道路である根方街道拡幅工事の計画説明をしてもらえました。地域要望として、県道である根方街道は狭隘道路としての問題点ではあったが特に、学校に接する道路としては、余りにも狭すぎ、危険性が伴っているので、早急にその部分だけでも拡幅工事ができないか要望していましたが、今年測量をはじめ、来年以降用地買収を進める計画を説明してくれ、関係各位への協力を今後、進めていくと報告がありました。まちづくり推進会議での要望が、早急に取り組まれ実現することは、意義があることだと思っています。
 その後、市の企画課職員より、富士川町との合併についてと第5次富士市総合計画策定の基本的考え方についての説明がなされました。総合計画に関しては、市の政策推進の基となるもので、基本構想が長期的に将来を展望した目標を示し、基本計画で中期的な政策体系、行動体系を明らかにし、実施計画により財政実現プログラムを定めるもので、行政運営の総合的かつ計画的な執行をする為の指針であります。本年度に関してはまちづくりの目標と基本構想の検討、市民意見の集約が進められ、策定に係る、市民参画体制について、まちづくり推進会議も重要な位置づけになっています。また、地域の特性を生かした計画策定を進める上でも、地域意見を十分に吸い上げて頂く事と、地域においての、まちづくり地区担当班の活用が必要な事と考えています。
須津地区まちづくり推進会議において配られた資料に、須津地区市職員まちづくり地区推進班の名簿がありましたが、須津地域だけでも36名の行政の職員が組織されていました。議員も地域のパイプ役を担っていますが、市民と行政職員が一体となりまちづくりが進めていくことが重要な事柄であると考えられます。
 須津地域も、地域の特性にあわせた、須津ふるさと祭りや須津ふれあい遠足、須津川クリーン作戦と事業が行われていますが、更に、今後、地域の人達の声を生かした、事業、要望を進めていくことを議員ももちろんですが地域職員も加わり、地域力を高め、地域の声を第5次総合計画に反映させたいと思っています。
 本日も、区長さん、町内会長さん、須津地区の市議3名で懇談会が持たれ、まちづくりについて忌憚のない意見交換会が交わされましたが、明日、朝1番の新幹線で行政視察がありますので、これについては、後日に回します。