ガソリン税再可決

 ガソリン税の暫定税率を復活させる税制改正法案が衆議院本会議で再可決されました。連日テレビ、新聞でも報道され、値上げが秒読みに入った、昨日、ガソリンスタンドへの駆け込み給油で賑わっていました。
 各いう私も、安いうちに満タンにしようと、再可決をされる前の昼頃、ガソリンスタンドに行きましたが、混雑はまだしていない状況でした。夕方、法案の再可決がされ、明日からの値上げが報じられると、ガソリンスタンドには、列をなしての給油が始まっていました。
ガソリンの再値上げは、一旦は値を下げ、1か月足らずで、値を上げるという事は、多くの国民は困惑をしていますし、業者の人たちにとっては、死活問題まで発展しています。今回の国会のドタバタによる政治の混乱は、大きな政治不信にも繋がりますし、民意が伝わらない事に対しての憤りも噴出しています。

 私の須津地域のガソリンスタンドの1軒も、4月30日をもって閉店をいたしました。地域のお店が閉まるのは寂しさも感じます。商売が大変な環境ではありますが、今回の混乱も店を閉める理由の1つではないかと思われます。全国的にも、ガソリンスタンドは淘汰の時代に突入しており、減少しています。現在の大手の企業は対応できても、中小零細企業にとっては、大きな痛手となり、商売を断念せざる得ない環境になってきている状況を、政府はどのように考えているのか疑問に思います。与野党のねじれによる影響がでているのですが、野党側の生活第一も怪しいものです。福田政権も支持率が下がっていますが、民意を問いたくても、あまりの状況の悪さが重なり、このままでは、選挙をやりたくても、やれない状況であり、ますます、私たちの不満が募るばかりのような感じです。

 今日から、ガソリンが160円を超えます。安くした後だから、余計高く感じます。

 道路財源の一般財源化を歌っていますが、どのような形であれ、しっかりとしたお金の使い方をして頂く事を、守ってもらいたいです。