最近、気になること。

 5日くらい前に、携帯電話をかけ過ぎて、電池が途中で切れてしまったので、約1日ほっといたら、初期設定からし直さなければならなくなりました。それはそれでしょうがない事ですが、その後が、大変です。次から次へ、如何わしい、メールが送信されてきます。以前にもそのような事があり、迷惑メールの拒絶を設定してもらったのですが、設定がわからないので、未だに、メールが送られてくる状態で、読まずに削除をしているのですが、これは、問題だと思います。
 携帯電話を当たり前のように持つ時代になり、簡単に情報を知りえる環境になりました。私は、議会において、インターネットの普及に伴い、情報格差を是正していく光ファイバー(ケーブル)の接続を進めることを求めましたが、これは、情報インフラ整備を訴えていた事ですが、ビジネスにおいては経済格差が起こるような、情報格差があってはならない事であり、実際、工業団地において困っている問題でもありました。しかし、必要以上の情報は、子供の教育環境においては違います。インターネットも然りですが、パソコンより、もっと気軽に簡単な、情報収集ツールとして携帯電話の普及は、簡単に、子どもにとっても、利用できる状況について改めて考えなければいけないと思います。
 麻薬撲滅キャンペーンの時にヤンキー先生の講演の中でも、今の社会で怖いのは、指ひとつ(ケータイ)で、覚せい剤、麻薬、ドラッグ何でもが手に入るし、爆弾の作り方、から材料まで、ありとあらゆる事が可能になっている実態が怖いという事を訴えていました。
 警視庁によれば、携帯電話の保有率は小学生が32,4%・中学生が68,4%高校生となると96%にのぼるそうです。大半の子供は、携帯からネットにつながるサービスを使っている状況です。実際、子供達の誘惑やいじめ、また、犯罪は、家の外ではなく、家の中でも起こっている状態を親はどこまで把握できているのでしょうか?
 小、中学校では、当然、使用禁止にはなっているはずですが、多くの子供たちが持っている状況の中では、早急に、携帯電話にたいしての使用基準を、道徳等の授業において指導すべき事を進めなければいけないと思われます。(もうすぐ、誰でもが持つ時代になります)また、持っている子供やこれから持つ子供の携帯電話に対しての、フィルタリング(有害サイトへのアクセスができない設定)の義務化を図るべきであり、販売店の未成年者への規制も含め、与える保護者がそれを、100%実施させねばならない条例化も進める時が来ていると考えられます。(もしそのような条例が、すでにあるならすみません。)

 携帯電話に、如何わしいメールが来る度に、ユキビタス社会の弊害が、気になっており、考えさせられています。子を持つ親として非常に心配です。