まちづくり・ひとづくり

 議員研修会において、元掛川市長の榛村純一さんが講師として、「まちづくり・ひとづくり(生涯学習まちづくり)」という演題で熱く語ってもらいました。
 榛村元掛川市長は、その市長時代に、全国に先駆けて生涯学習の実践に取り組み、土地利用計画の策定に市民参加を促すなど、多彩な事業を展開し全国でもトップクラスの首長として、名を馳せた人です。
 昨年の10月に、掛川は視察へ行った時も、開かれた市役所や、環境ギャラリーなどの見学してきましたが、榛村さんが手掛けた事であり、視察の説明の中でも、職員にも未だに影響力があるように感じさせられました。
 その政治姿勢は、多くの自治体首長が「今後のまちづくり・目標としたい自治体」のトップに挙げられ、当時、話題を呼びました。
 講演においては、榛村流の持論を展開し、地域力、まちづくり力・人材力の強化を図る重要性を説くと共に、お金がすべてであるという考え方がいかに間違ってきていたか、東京一極集中、市場原理主義、個人だけの幸せ追求と今、私たちの何か間違えた方向性を直さなければいけない状況であることについて話されました。
 特に強調していた事は、生涯学習をする目的と必要性でした。学歴にこだわるのではなくどこで学んだという事でなく、何を学んだかが生涯学習であり、好きだからすむまち、学ぶに値するまちをつくる事が大切であるとの事でした。

 日本が今後生き残るためには、日本人は改めて道徳を学ばなければいけないし、二宮尊徳の思想を思い出すべきであると言っていました。
「経済のない、道徳は寝言である。しかし、道徳のない経済は犯罪である」
という言葉を江戸時代に言った尊徳の考え方は、今の時代を言い当てていて、偉大だったとつくづく感じます。

 市長職を離れた後も、自分の出来る社会貢献に取り組んでいるようで感銘を受けました。