平成27年6月議会一般質問

27年6月議会一般質問(登壇文章)

1,「相撲環境の整備推進について」

2,「子供の貧困率が問題視される中での富士市育英条例の見直しについて」

お許しを頂きましたので通告した2項目について質問いたします。

まず、1項目目の相撲環境整備推進についてですが相撲は、土俵の上で力士が組合って戦う形を取る日本古来の神事祭りであると同時に武芸でもあり武道でもあります。古くから祝儀を得るための興行として、大相撲が行われており、近年では、日本由来の武道格闘技スポーツとして国際的にも行われています。いずれにしても、国民に深く親しまれ、その国の文化にとって特に重要な位置を占めるという考えが提唱されているスポーツの1つであることはまちがいないです。その相撲を使って、子供たちの心身の健全育成を目的に青少年育成事業として東京青年会議所が31回の長きにわたり国技館で開催している全国わんぱく相撲大会は有名でありますが、現在では200の地域において大会が開催されており、富士市においても富士総合運動公園内での相撲場で市内の子供達を集めたわんぱく相撲大会が既に26回開催されています。富士市では近年その全国わんぱく相撲大会を始め相撲の各種全国大会で個人優勝や団体選での準優勝をするなど輝かしい成績を納める頑張る子供達がいます。本年度においても富士総合運動公園内の相撲場で年間を通じ日々練習に励んでおり、その子供達が県大会、各種全国大会において活躍することは期待されており、このところ富士市は相撲の強い街であるという情報発信もされています。ただ、子供たちが頑張って練習に使用している市内唯一の練習場所である富士総合運動公園内相撲場は昭和60年4月に開設してから30年以上経っており、土俵を始め劣化が激しく最近でも何度かの土俵の補修は行っていますが今後使用していくには危険が伴い補修だけは対応できない状況であります。スポーツとして相撲は、中学校学習指導要領には「伝統と文化の尊重」として武道の必修化の1つに相撲が規定されていますが、全国レベルで活躍する子供たちがいるにもかかわらず富士市内の中学校では相撲を取り入れている学校は無いと聞き及んでいます。また、中学になっても練習場において相撲を続けている優秀な能力を持った子供達を受け入れる高校は市内にはありません。ですから、相撲をやりたい子供たちは富士市の高校へ行きたくても市外の高校へ行くことを余儀なくされています。相撲は職業としても将来プロの力士になるという夢も持てるスポーツの1つでありますし、郷土の力士が出ることは地域の誇りでもあると思っています。現在、そしてこれから富士市で相撲を頑張る子供達、頑張りたい子供達のためにもソフト、ハード的にも富士市の相撲環境整備の充実が求められていますので以下の質問をいたします。

  1. わんぱく相撲大会をどのように評価しているのでしょうか
  2. 富士総合運動公園内の相撲場の土俵は全面的な改修が早急に求められるが如何でしょうか
  3. 武道の必修化がされましたが中学校での相撲教育が普及しない課題をどのように捉えているのでしょうか、
  4. 富士市立高校で相撲教育の推進は図れないのでしょうか、また、部活動の充実として相撲部の創部を進めることはできないのでしょうか
  5. 指導者の確保として経験者を市の職員採用や学校への教員配属の要望はできないのでしょうか

をお伺いします。次に2項目目の「子供の貧困率が問題視される中での富士市育英奨学生条例の見直しについて」をします。厚生労働省が昨年発表した2012年の家庭に所得が少ないために貧困の状態にある17歳以下の割合を示した「子供の貧困率」は調査が始まって以来、過去最高の16,3%が示され、子供の貧困に対しては、社会的関心も高まっています。そのような動向の中では富士市の貧困率解消については、昨年の11月議会でも稲葉議員から「富士市における子どもの貧困率解消対策について」の質問がなされており、市長答弁では、貧困に直面する子供が6人に1人がいるとされることに大変憂慮すべき事態であると捉え、貧困率解消のために市での支援や様々な関係機関と連携を取っての貧困対策としての対応を進めていくことや、子供達に平等に教育の機会を与え、それなりの制度を整えていく事が重要であるとしていました。私は今回、特に子どもの貧困率の高さが学ぶ権利の保障がされない現状を少しでも侵さられる状況があるならば、就学援助制度の利用促進も重要な事でありますが、市長が言うそれなりの富士市の制度というその意味で、いかなる家庭状況においても勉学の意欲を持つ子供に均等に学べるチャンスを与えるための奨学金制度は、将来を担う子供達を支援していく人材育成支援制度ではあるとは言え、富士市としての貧困問題への取り組みの1つとしても捉えて良いと思っています。 富士市での奨学金制度は昭和27年より始まり、昭和42年の合併で富士市育英奨学条例として奨学金制度が確立された上で、今まで長きにわたり利用した奨学生が勉学に打ち込むことに役立てられてきました。特に富士市の奨学金制度は、多くの他の自治体での貸与型と違い給付型である事は先進的であり利用した保護者にも大変感謝されています。国でも昨年より給付型奨学金が導入されましたが、高い貧困率の事を考えれば、富士市の給付型の奨学金制度を利用するニーズは高い事は考えられますので、様々な奨学金制度がある中でもしっかりとした市としての情報発信は強化しての頑張る子供達への利用促進はするべきであります。また、奨学金制度の充実は、子供達の教育の保障はもちろんですが、一部で行われているお金以外にも子供の能力を発揮させることができる環境や将来に向かって希望を持ちながら学べる事を更に進めるアドバイザー制度の活用は、富士市の都市活力に通じると考えます。時代の変化の中での奨学金制度の見直しは今までも求められてきました。私も7年前の平成20年の2月議会で「富士市育英条例の見直しについて」と取り上げており、その後、奨学生の人数等の拡充はされていますが未だ不十分な部分はあると感じています。また、その当時とは、市長、教育長も変わっていますので、今回、改めて貧困率が顕在化し問題視される中では市として今ある奨学金制度の拡充と充実は図りながらの利用促進は求めたい事ですので以下の質問をいたします。

 

  1. 市長が大変憂慮すべき課題として捉えている子供の貧困率、貧困問題に関して教育現場を預かる教育長はどのよう捉えているのでしょうか
  2. 富士市育英奨学生の推移をどのように分析しているのでしょうか、その上で改善されてきたことはどのようなものでしょうか
  3. あらためて制度の見直しとして選考基準、奨学金額、人数の拡充はもちろんですが奨学生へのアドバイザーとして学校との連携を含め精神的な支援の強化や金銭以外の継続的な支援の仕組み求められますが如何でしょうか

をお伺いして、以上の2項目8点について1回目の質問といたします。

 

Share on FacebookTweet about this on TwitterShare on Google+Print this page