行政視察事項について

2月議会開催までの間で会派行政視察が計画されており、最終説明が会派会議でありました。今回の視察期間は1月21日より23日であり、視察事項は次の通りです。

1、「貝塚市の環境整備と活性化を目指し、住みよいまちをつくる為の条例」についてー大阪市貝塚市
2、三岐鉄道北勢線の経営改善の取組みについてー三重県いなべ市
3、セーフコミュニティ推進事業についてー京都府亀岡市
の3項目です。
興味深い視察事項として、貝塚市での住みよい条例については現在、地域のいかんに問わず、空き家、廃家の発生は増えつつある現状があり、雑草の繁茂、動物の住みつき、倒壊や建材の飛散の恐れなど老朽化した空き家は地域社会に対して不安と危険をもたらしています。空き家予備軍の数は多く、社会的にも関心を呼びテレビや新聞でも報道されることが多い課題でもあります。地域においても「何とかしてほしい」と言う声もありますが、法律規定は必ずしも十分でありません。最近では条例を制定して空き家対策を規定する自治体も増えており、その1つに貝塚市があります。私も以前より興味があった課題でもあります。
また、視察報告を担当する三岐鉄道北勢線については、経営悪化の為に10年前に10年間の約束で地元自治体の支援により三岐鉄道が運営を継承している鉄道で、10年間の経営計画の結果が出されようとしていますので、今後の存続が注目されています。岳南鉄道問題もあり、自治体としての支援のフレームも求められていますので、三岐鉄道の動向と今までの取り組みは私にとって今回の視察での最重要項目として岳鉄沿線議員としてはしっかりと勉強したい視察事項でもあります。
いずれにしても来週からの視察に備えて、新年会もありますが、お酒はあまり飲まないように心掛け体調を整えるつもりです。