ネット選挙解禁効果は期待できるのか?

 

県議選の投開票12日です。
選挙期間中天候も不順で雨の中での遊説活動も多く、外での街頭演説では候補者は苦労していたようです。しかし、気になるのは投票率。今回の統一地方選挙は、ネット解禁になって初めての統一地方選挙であります。候補者のほとんどがネット上での情報発信は行っていますが、天候に左右されないネット上での選挙活動は地方選挙においての投票率にどの位の影響があるのか気になるところです。
以前、国政選挙終了後の日本経済新聞での掲載記事には、「ネット選挙の解禁で期待されたのは「若年層の政治への関心が高まるかもしれない」との効果だった。だが、20代の男子学生は「候補者のブログなどは読まない。新聞などの公約比較特集を判断材料にしている」。選挙戦が進むにつれ、むしろネット情報を参考にする人は減った。また、いまの20代は子どものころに、簡単なネット接続を売り物にしたウィンドウズ95が登場してパソコンが一般化し、ネットには親しみのある世代。周りをみればほぼ全員がスマートフォンを持ち、四六時中ネットに接している肝心のその世代からは「そもそも選挙に興味が薄く、政治のサイトはみない」との声も多い。」としていました。例え効果が少ないとしても、やはり有権者からしたら情報はあったほうが良く、ネット選挙もやらないよりやったほうが良いと思っています。

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私も議員になった8年前からHP上でのブログ発信を続けてきていますが、私は選挙のためと言うよりも、議員が何をしているのか、何を考えているのか知ってもらいたいという思いで様々な情報発信の一環として始めました。ただ、正直、今までも何度も面倒くさくて辞めようかと思ったこともありました。でも、なんでも継続は力であると思い続けていますし、何かの時に「議員さんのブログ見ているよ」と反応があると嬉しく思い、既に3000近い発信をしてきています。
ネット選挙解禁となっての選挙戦ですが、ネット選挙での活用も理解できていないところもありますので、私は今まで通り特に変化することなくブログ等の発信をしながらの選挙戦に向かうつもりです。

ですから、効果は少ないかもしれませんが私のブログを目にしている方にはいずれにしてもどのような形であれ、投票は無駄にしないでもらいたいです。
ぜひ、選挙には行ってください。お願いします!!