定住促進策として新幹線新富士駅の通勤・通学者の利便性向上と利用促進について

3月7日午前10時に登壇する平成29年度2月定例会での私の一般質問通告文掲載を致します。
今回の質問は以下の2項目。
1、定住促進策として新幹線新富士駅の通勤・通学者の利便性向上と利用促進について
2、子どもを産みやすい環境整備をする為の基金の設立について
の2項目ありますのでちょっと長めの為、1項目づづ2回に分けての掲載しますので読んでいただけたら幸いです。

「1.定住促進策として新幹線新富士駅の通勤・通学者の利便性向上と利用促進について

富士市ではかねてよりJR東海への要望活動を進めてきているが、小長井市長が市長に就任してからはJR東海への喫緊の要望活動として、平成26年12月16日に行っている。その成果としては、本年2月23日に新富士駅北口が富士山口に名称変更が実現したことは喜ばしいことであるが、引き続きの要望事項でもある、ひかり号停車や新富士駅―富士駅間の身延線延伸要望は前回の要望回答同様に難しいとされていた。私は平成26年11月議会において「広域公共交通整備促進として新幹線の利便性向上について」の質問をした際に可能性のある要望として、新幹線の始発、最終便について増便すべきであると提案しているが小長井市長での要望には反映できなかったが、その要望を進める上では乗降客数の拡大は必要不可欠であり、利用促進としても通勤、通学に対する助成をすべきと提案している。改めて、今後の新幹線の利便性向上としての要望活動については将来的な新富士駅の展望に立ち、乗降客数をふやしてのより現実性の高い要望はすべきと考える。

その上で、新幹線の利用拡大を図るための国の施策として税制優遇がされたが、これは国の新幹線通勤を推進しての地方への定住促進策であり、その恩恵に係る自治体としては、新幹線利用者の利便性向上や利用促進を図り、乗降客数の増加に生かさなければいけないと考える。同時に、通学者をふやすことを進める上では、人口減少対策に係る基礎調査としては、新幹線利用のニーズ調査をしての潜在的な掘り起こしはするべきことであるが、既に新幹線通勤・通学を奨励することを定住促進策としても取り組んでいる先進自治体の有効性を鑑みても、富士市として、早期に取り組んでもらいたい思いは強く、将来的なリニア開通後の新富士駅の存続を考えても、利用促進と利便性向上を図っての乗降客の増加を進めていただきたく以下の質問をする。

(1) 新幹線こだま号の始発便及び最終便の増便についての有効性、可能性についてどのように捉えているのか。

(2) 新幹線通勤・通学に関する需要調査として実態とその効果を検証すべきだがいかが。また、人口減少対策として富士市から出て行かない基礎調査として、高校生年代や首都圏進学者を対象としたニーズ調査はしてきたのか。

(3) 新幹線利用の税制優遇がされたが、その対応としての新幹線通勤の奨励への取り組みはすべきことであると思うがいかが。また、通学生への対応が求められるが静岡市が既に新幹線通学費貸与事業を行っているがどのように評価をしているのか。

(4) 新幹線利用促進のためには、通勤・進学者への駐輪場・駐車場確保の環境整備を進めるべきであるがいかが。

(5) 今後のJR東海への要望活動の内容と実施予定はどのようになっているのか。」

です。