24年11月議会一般質問

「須津川渓谷の安全で魅力ある環境整備の推進について」
「学校教育現場における心の病気、メンタルヘルス教育の対応について」

お許しを頂きましたので私は先に通告してある、「須津川渓谷の安全で魅力ある環境整備の推進について」と「学校教育現場における心の病気、メンタルヘルス教育の対応について」の2項目について質問いたします。
まず1項目目として、須津川渓谷の安全で魅力ある環境整備の推進についてですが、清流と豊かな自然に囲まれた須津川渓谷は富士市の東部に位置し、四季折々の美しい景色が楽しめる愛鷹山系随一の美しい渓谷と言われ、落差21メートルの大棚の滝を有し、新緑や紅葉の季節には市内外より多くの人が訪れる場所であります。今までには、須津山休養林や渓谷橋等の整備推進はされてきており、特に渓谷橋から眺める眺望は素晴らしく目を見張るものがあります。地域においても地域の愛すべき場所であり、須津川渓谷でのまちづくり活動の一環として、毎年、およそ800人以上の人が参加する須津ふれあい遠足が開催されると共に、春と秋には桜と紅葉の下草刈り、須津川クリーン作戦と多くの地域住民が関わり、環境を保全した中で利用がされてきています。ただ、愛鷹山自体が壮年期の山であり、浸食が進み地形が険しい所も多く、地震、豪雨等でのがけ崩れ等も生じやすい状況にあります。近年、災害による危険箇所もあり、部分的な対応はなされていますが、今後も、危険箇所が増える可能性は高いとされています。また,身近な自然が楽しめる場所として車の行安さはありますが、規制のない中では大棚の滝付近には駐車場がある為に、ハイキングコースとしても利用されている市道中里線での道路幅が狭い所があるのにも関わらず、車で来る方が多く、特に行楽シーズンでは市道中里線を利用してのハイキングで訪れている歩行者と車の事故の危険性が危惧はされています。それと同時にハイキングコース途中でのBBQ等をやる方も多く、無秩序な路上駐車やごみを持ち帰らない事やBBQの後始末が出来ていない等の問題としての原因となっています。そのような事を踏まえますと道路アクセスの安全対策、自然環境保全と言う観点ならば、様々な規制をすべきと言う考えもありますがが、利用方法に対しての総合的な地域を交えて検討はなされていません。
須津川渓谷は富士市の誇るべき魅力ある観光資源としての利用価値も高く、安全や環境を考慮した活用法として、公共交通を連携してのハイキングコースでの利用、学校教育としての自然教育や小水力発電を設置しての環境教育、地域、市民のレクリエーションの場等、多くの人の利用が見込めますが、安全で魅力ある場所として富士市の観光資源としてもどのように活かしていくのかが、重要な課題でもあり、その為には地域を交え、しっかりとした利用方法を検討した上での整備は急務でありますので総合的な整備計画の策定に取り組んで頂きたく以下の質問を致します。
1. 大棚の滝までの危険箇所の調査はされたと思いますが、本年度の危険箇所の工事はすでに終了し、通行止めが解除され利用可能となりましたが、現状では安全であるのでしょうか
2. 現在の須津川渓谷を利用、活用していく上で安全対策や環境保全対策として考えられる問題点はどのようなものでしょうか
3. 喫緊な課題でもある岳南鉄道を含める公共交通の利用促進策として早急に須津川渓谷の市道中里線を利用したハイキングコースをわかりやすく魅力ある場所としての環境整備を進めるべきと考えるが如何でしょうか、
4. 過去にはビジターセンターを含めた整備計画も検討されたと聞いていますが、森林公園としての利用や市道中里線を利用したハイキングコースとしての利用方法を考えた上での道路整備や駐車場整備を進めるためには須津川渓谷の整備計画の策定は必要であり、一元的な管理のもとでの総合的整備計画への取り組みを進めてほしいのですが如何でしょうか
次に2項目目として、「学校教育現場における心の病気、メンタルヘルス教育の対応について」ですが
心の病気としての精神疾患は、思春期から青年期に発症することが多い疾患と言われています。精神疾患としては、主に、うつ病、統合失調症、適応障害等が挙げられますが、特に、心の病気としてのうつ病は、日本においての生涯有病率は6,5%と言われています。近年は増加傾向にあり、ごくありふれた病気となっているものの、うつ病になると、神経シナプス内の神経伝達物質が減少してしまい、感情の安定をつかさどる脳の働きが低下した状態になる事が分っています。うつ病になると気分が落ち込む、意欲の低下と言った心の症状のほかに、不眠や食欲低下と言った体の症状も現れます。また、うつ病が悪化して行くと最悪の場合には自殺に至る事もあり深刻な問題であります。しかしながら、学校でのメンタルヘルス教育の実態としてしては、ほとんどの学校で心の健康状態に問題があるとしているのにも拘らず、学校教育現場でのメンタルヘルスへの理解は低く、中高生へのメンタルヘルスの指導教育はあまりされていないのが現状でもあります。
富士市においては、思春期検討会で学校現場のニーズに合った支援を検討する為に平成22年の6月に市内の中学、高校で「生徒のメンタルヘルスの実態及び学校教育現場におけるメンタルヘルス教育の実態調査」を行っており、大きくは、中学、高校の「メンタルヘルスの実態」と「こころの病気を学ぶ授業の実施状況」の報告がなされています。その結果においても心の健康状態に問題を持つ学校はほとんどで、心の健康状態に問題を持つ生徒が増えている状況は、学校現場でも深刻な問題でもある事は分かっていると思われます。また、富士市では行政としての心の健康づくりは推進されており、心の健康には重点は置かれているとしています。教員へのメンタルヘルスへの対策については、議会でも取り上げられていましたが、生徒へのメンタルヘルスへの対応や対策には触れられておらず、複雑化する社会において心の病気は近年また大きく問題になっているいじめや自殺に関連することでもあると考え、学校教育現場においての重要な課題として以下の質問を致します。

1、 生徒へのメンタルヘルス等の実態調査結果どのように受け止めているのでしょうか、また、問題点をどのように捉えているのでしょうか
2、 調査結果を受けての対策はどのようになされたのでしょうか、
3、 メンタルヘルス教育の必要性があると思うがいかかでしょうか、また、学校、関係課、医師等の専門家との連携は進めるべきでありますがいかがでしょうか
以上の2項目を第1回目の質問と致します。

24年9月議会一般質問

東部地域の広域連携強化と沼津市との広域的交通基盤整備の推進について
お許しを頂きましたので私は先に通告してある東部地域の広域連携強化と沼津市との広域的交通基盤整備の推進についてお伺いします。
近年の地方分権の推進を受け、その受け皿を整備することを目的としての平成の大合併と言われる市町村合併が推進されました。その結果、平成11年3月には3232あった市町村が平成24年1月には、1719と全国の市町村は大幅に減少してきており、県内においても74の市町村がすでに半分以下となっています。地方分権の流れの中では、行財政の強化を目的に市町村合併が進み道州制導入の検討など地方自治の枠組みの再編が進められる一方、グローバル化、ボーダレス化、情報化の一層の進展等に国全体や海外にも目を向けた広い視点での自主、自立のまちづくりは求められています。しかし一方では、合併による課題も多く、自治体の強化を図る上では市民合意を得るには時間を要する合併よりも、その前段階でもある広域連携の強化の重要性が増しています。他の自治体においてもそうですが、現在、富士市においても旧富士川町と合併後も様々な広域連携は進められていると認識しています。
市長はかねてより道州制を見据えた上での「環富士山構想」を提唱しており、前回の選挙においての公約でも広域連携は挙げられていましたし、2010年の施政方針では基本理念として「富士山を中心にした風格ある都市」としての取組として50年先、100年先に会ってもゆるぎない存在感を示しながら、足腰の強い自治体の形成に力を注いでいく事が示され、より高い自治能力と多くの権限を有する都市への移行が目指すべき方向としていました。現在の方向性は富士山の世界遺産登録の関係からも世界に誇る富士を仰ぎ、まちづくりの中心に据えている静岡県側の富士山麓に広がる4市1町が、環境や観光、防災などのさまざまな分野で広域連携を図り共通認識のもと課題解決に向けて取り組んでいく富士山ネットワーク会議を中心に、都市構想を進めていくには段階的には隣接自治体としての富士宮との近い将来に中核市を視野に入れた合併に向けた連携には強く力を入れていることは富士宮とは生活圏、経済圏からとっても自然の形であるとして、議員としてはしごく当然の事として受け止めていますが、一方、枠組みが違うのか、今までに隣接自治体である富士宮市とは別に、東への隣接自治体である沼津市とは、大動脈の国一バイパスやJR東海道沿線上で繋がり富士宮市同様に生活圏や経済圏が重なりあうものの沼津市を含む東へ広がる連携についてはあまり触れられてきてはいません。今後、時代に合わせた中での広域化した日常生活圏の社会状況に対応した基礎自治体の形成が求められており、環富士山との自治体連携だけでは地理的には富士市東部地域に住む住民に取っては不安を覚えますが、富士山ネットワーク会議とは別に、広域連携の組織・団体には静岡県東部地域拠点都市整備協議会や富士箱根伊豆交流圏市町村ネットワーク会議もあるので広域連携、広域行政の一層の推進をしていくのであれば、環富士山ネットワーク会議を中心に考えながらも、それ以外の市町を含む連携は県東部地域全体の総合的発展や静岡県として西部、中部に続く東部への政令指定都市を意識したまちづくりも考えられると思います。刻々と変わる市民ニーズに対応しながら、50年、100年先も大切ですが、近い10年、20年後の将来も必要な市民サービスを安定的、継続的に提供していく1つの方法としての近隣市との広域連携の取り組みは強化しなければならない事であると思います
これからの広域連携が推進されるとするその上で、富士市の地域内としての富士市の東部地域においては、活性化策が乏しく、特に浮島地区では少子高齢化が進み、土地利用の制限もある中では人口減少が加速しており、自然豊かなものの地理的地形的には発展の目途が立たず、地域の活性化を図ることが難しいとしています。今後更なる地域内格差が生じないよう富士市東部地域の市民生活の向上には、広域的な道路整備の形成や治水、防災、医療、環境等の隣接する生活圏でもある沼津市と連携強化は望まれる事でもあります。本年度、新東名が開通しましたが、現在、沼津市を中心に沼津ICを起点に進められている広域的な交通整備としての伊豆縦貫道及び東駿河湾環状道路の整備があります。これは、富士市側ではあまり知られていない道路整備でありますので、これについて多少説明すると、伊豆縦貫道は沼津市と下田市を結ぶ延長60キロメートルの一般国道の自動車運用道路で、これの一部を構成する沼津ICからの函南までの道路区間およそ15キロメートルが東駿河湾環状線道路東区間でもあります。この道路は、伊豆地域へ流入する観光、物流等の広域交通と生活道路の渋滞緩和に役立ちますが、それに伴い地域間の活発な交流を推進し地域相互の広域的連携強化が推進され活気ある一体的な圏域づくりが進みます。東名、新東名が接続されアクセスが良くなった上に、この道路が整備されることにより、今まで沼津から2時間以上かかっていた下田まで1時間足らずで行く事が可能となります。しかしながら、その東駿河湾環状道路の事業計画には沼津IC岡宮より沼津市の西側にあたる原一本松までつなげる西区間の7,8キロの事業がありますが未だ事業着手はされていません。この事業が事業決定して更に進められる事により、富士市の主要幹線道路でもある吉原沼津線の延長線上が整備されてきますので、隣接自治体としての影響は大きいものであると考えます。この事業が進めば、富士市東部の交通アクセスは飛躍的に向上することは勿論、田子の浦港を擁する富士市の観光、産業、防災等に寄与する可能性は高いと考えていますので、東部の広域連携強化の1つとして沼津市においての広域道路整備の形成は、富士市としても大いに関係ある事として推進して欲しいので以下の質問を致します。
1点目として、富士市が目指す広域連携とは何でしょうか、またどのように取り組みを進めているのかでしょうか、
2点目として、静岡県東部地域拠点都市整備協議会や富士箱根伊豆交流圏市町村ネットワーク会議ではどのような考えのもとで取り組みが成されているのでしょうか、
3点目として、市長は変わりましたが、富士宮市との合併についての検討はなされているのでしょうか、それとは別に東の隣接自治体の沼津市との連携は進められていくのでしょうか
4点目として、富士市東部地域の課題をどのように捉えているのでしょうか、また、広域交通道路網整備が進み、特に東駿河湾環状道路西区間が事業化されることにより富士市が期待される効果をどのように考えているのでしょうか
以上一回目の質問といたします。

24年6月議会一般質問

1. 浮島沼釣り場公園の整備と赤どぶ池の自然公園としての利用について
2. 愛鷹2期農道整備事業の供用が近づく中での安全対策について
お許しを頂きましたので私は先に通告した「浮島沼釣り場公園の整備と赤どぶ池の自然公園としての利用について」と「愛鷹2期農業整備事業の供用が近づく中での安全対策について」の2項目について質問いたします。
始めに、浮島沼釣り場公園は、富士市の東に位置する東部土地改良区内にあり、昭和49年に浮島工業団地着工に際して、池をそのまま残すために、昭和54年より風致公園として浮島沼釣り場公園の供用が開始されました。浮島沼釣り場公園には、メガネ池と赤どぶ池と言う大小2つの池がありますが、浮島が原の減りつつある数少ない浮島沼の原風景を残しながら、今までも魚釣りを楽しむ市民の憩いの場として多くの方が訪れ利用されてきました。また、公園の南側には野球やグランドゴルフ等で利用されている整備された東球場があり、週末は利用者で賑わっています。公園施設の充実と安全対策として、更なる整備を進めるためにメガネ池以外の赤どぶ池も釣り場として整備推進が地域の行政懇談会でも取り上げられていました。平成20年には赤どぶ池を含む土地の拡大利用の為の用地習得ができ、施設の老朽化への安全対策も含めメガネ池と2つの池での釣り場としての利用拡大への整備を進めようとしましたが、赤どぶ池周辺のトンボ等生息調査をした結果、計画地には.イトトンボ科4種ヤンマ化1種トンボ科7種の3科12種のトンボ類が確認され赤どぶ池ではトンボ類の生育環境の保全を兼ねた自然環境に配慮をした整備を進める事に決定しています。また、平成21年の2月議会では、その調査に基づき赤どぶ池のトンボの保全を兼ねた整備も求められており、その年の市長の行政視察も行われていましたので、地元議員として同行しながらも市として重点課題の一つに取り上げていただている事はありがたく思っていました。当然、その経緯を鑑みても、浮島沼釣り場公園は、トンボの保全も踏まえた上での施設整備は早い段階で進む事だと思っていました。しかしながら、未だ、公園にはトイレも無く、釣り禁止の看板は立ててあるものの、赤どぶ池の保全を含めた本格的な浮島沼釣り場公園としての整備は進んでいるようには見えません。東部土地改良区内にある浮島沼釣り場公園は、富士山がきれいに見える場所にあります。更に公園の近くには富士山百景のコンテストでも見られる新幹線と富士山、蓮華と富士山、田園風景と富士山、愛鷹山と富士山等々、富士山の写真がきれいに撮れるポイントも多く、市内外より多くの人が訪れて賑わっています。来年以降、多分、富士山が世界遺産になればより多くの人が来て賑わう事も予想されます。東部地区の人で賑わう場所の連携としての環境整備としても、近年、交通量の多い市道吉原浮島線に面した公共施設でもある浮島沼釣り場公園施設の充実は釣り場利用者以外にも必要な事であり、整備計画がまだまだ先ならば早急に見直しは求められます。またそれとは別な意味では、赤どぶ池周辺は、浮島が原として湿地が減少していく中で、土地開発や農法の変化、外来種の影響による生物多様性の劣化は深刻であり、人の手を加えずにほおっておくと気が付けば保全すべきトンボが消滅する恐れもあります。東部地域においても数少ない貴重なトンボの生息地としての位置づけられた特別な池としての早急な整備及び自然公園としての保全管理をした上での利用をすべきであり以下の質問をいたします。
1、 浮島沼釣り場公園の施設充実は求められていますが整備計画はどのように成っているのでしょうか
2、 釣り場公園内の魚釣りをするメガネ池とトンボの生息地として保全する赤どぶ池の利用の仕方は明らかに異なる為に管理を切り離した中で早急にしっかりとした利用方法を検討し整備を進めるべきと思うが如何かでしょうか
3、 既に動植物の保全をしながら自然公園として活用されている浮島が原自然公園と管理や利用の連携は考えられないでしょうか
次に2項目目として、
愛鷹2期地区の県営地域活性化基幹農道整備事業は、富士宮、大渕、桑崎方面から富士岡に繋がる主要地方道富士富士宮由井線、富士見台方面からの富士岡へ繋がる市道と交わる富士岡より市道元吉原中里線の中里保育園の北側までの、1,34キロメートルを繋ぐ農道整備事業であります。事業年度として平成20年より平成24年までの国の時限立法制度である「ふるさと農道緊急整備事業」としての県営期間事業として実施されてきてきましたが、農業面以外にも生活道路でもある根方街道の一部危険箇所への改善を含め外環道路としての機能と言う点からも多方面において期待されています。今までは期間事業としての事業制度が終了する平成24年度までの事業完了が求められてきました。この間、政権交代後の農家の戸別補償捻出の為の農業基盤整備事業費の大幅な縮小に伴い事業の進捗に影響がないか心配されており、事業が無くなってしまうと富士市にとっても、地域にとっても大きな損失であると私も22年11月議会で「農業農村整備事業の現状と展望について」で取り上げさせて頂きました。市においては県に対して強く要望してくれた市長をはじめ当局の御蔭をもって、要望通り富士市管轄の県営事業に関して順調に工事は進んでいると認識しています。しかしながら、一方では供用が開始されることによる、今までも道路が狭い事による危険箇所でもあった南北に延びる小学校、中学校の通学路の県道須津東田子の浦線・通称川尻線は極端に道路幅の狭い場所があり、今後交通量の変化に伴う更なる危険の増大が予想されることを問題点として指摘されています。愛鷹2期地区の農道の供用開始が近づく中では、県に対しても供用後の交通量の変化に伴う危険箇所への早急な改善等は求めながらも、通学路でもある県道路に対しての恒久的な安全対策は進めて欲しい事であります。供用がされることを契機に、通学路の危険防止としても道路管理者としては市ではありませんので、簡単には進まない経緯は重々承知していますが、県管轄の道路事業と言う点でのハード面においての問題も多く、今議会の一般質問であった通り通学路の安全確認の確保の徹底と言う観点からもハード面、ソフト面も含め様々な事柄に対しても改めて検討しなければいけない状況でもあり、それらの事を含め、市として現状をどのように把握しているのか以下の質問を致します。
1、愛鷹2期農道整備事業の工事の進捗状況及び具体的な供用開始時期はいつから予定しているのかでしょうか、また、供用されることで期待される事は何でしょうか
2、交通量の変化により懸念される事をどのように認識しているのでしょうか、供用後の関係する道路の交通量推計は把握しているのでしょうか、
3、事業実施に伴い、関連する都市計画決定道路元吉原中里線の県の取り組みの現状についての見解を教えてください
以上の2項目について質問を致しまて、1回目の質問を終わります。

24年2月施政方針への代表質問

施政方針質問
1、 第5「魅力ある教育を実現するまち」について
2、 第6「人にやさしい便利で快適なまち」について
3、 第7「市民と創る新たなまち」について

お許しを頂きましたので、私は市民クラブの代表として先に通告してある施政方針の中から施策の大要について、第5「魅力ある教育を実現するまち」第6「人にやさしい便利で快適なまち」第7「市民と創る新たなまち」の各施策の項目について2点ずつ取り上げて以下の質問を致します。
まず第5「魅力ある教育を実現するまち」から、1点目として学校教育についてですが、「まちづくりはひとづくり」と言われています。新年度は新学習要領が全面的にスタートしますが、新たに教育長も変わり、現在、魅力ある富士の教育の推進に力を入れている中で、子ども一人ひとりが「わかって楽しい」「できてうれしい」と実感できる授業を行っていくとしていますがが、具体的にはどのように実現していくのかお伺いいたします。
次に2点目として富士市立高等学校についてですが、歴史と伝統がある富士市立商業高校が50年の歴史に幕を閉じ、昨年4月に富士市立高校と名称も変わり、夢実現高校、ドリカムハイスクールとして歩み始めました。報道等では新高校の話題がとりあげられ、様々な活躍を私も目に、耳にする事も多く、特にスポーツ面においては期待に胸も膨らんでいます。市長は新年度、生活館の改修や教室の改築など、教育環境の充実を図るとともに、教員の資質向上を務めていく事としていますが
① として、新高校としての学力、スポーツ等各方面における成果をどの様に分析し評価しているのでしょうか、
② として学力及び進学に向けた指導体制の強化をどの様に取り組んでいるのでしょうか、又、進路状況についての変化は認められるのかお伺いします。
引き続き、2項目目として第6「人にやさしい便利で快適なまち」から、1点目として富士駅周辺地区の市街地整備についてですが、本市の玄関口、顔の1つである富士駅周辺地区の「都市の顔」として活性化・再生を図る上で、現在「富士駅周辺地区市街地総合再生基本計画(案)」が策定中でもあり、現在パブリックコメントによる意見も募集中ですが、その上で
① 玄関口・顔としてふさわしいまちの再構築としていますが、市長が描く顔はどの様なものでしょうか、
② 今までにも顔づくり構想として富士駅周辺の現状と課題は充分に検討されて来ていると思われますが、市場動向調査は具体的にどのように実施していくのでしょうか
③ 玄関口・顔の再構築にあたり、来訪者にとっては、新幹線新富士駅と富士駅の接続強化は急務でありますが、公共交通施策としてのDMVの取り組みはどのようになっているのでしょうか
をお伺いします
次に2点目として自転車利用環境の整備についてですが、富士市自転車利用総合計画が平成23年度よリスタートし、29年度の7か年の計画が進められている中で、
① 臨港富士線の自転車歩行者道整備を進めるとありますが、会派でも要望をしている事として、本来、自転車利用者は車道走行が原則であり、通学路での危険箇所の自転車歩行者道の整備を並行して進めるべきであると考えるがいかがでしょうか
② 私は、平成20年11月議会において「放置自転車条例の制定について」の一般質問をしましたが、仮称)「富士市放置自転車条例」の制定については、どの様な経緯で進める事になったのでしょうか、また、放置自転車の処理方法、再利用についてはどの様に考えるかお伺いします。

最後の3項目目として第7「市民と創る新たなまち」から、まず、1点目としてコミュニティ活動について、新しい公共の担い手として地域コミュニティの役割は重要なことでもありますので、
① 昨年の11月の全員協議会においても説明がありましたが、「まちづくり活動推進計画」の最大の狙いは何でしょうか、又、人材育成事業以降どのような道筋で計画を具体化していくのでしょうか
② 「まちづくりセンター懇話会」はどのような目的を持って組織され活動していくのでしょうか
をお伺いします。
次に2点目の世界文化遺産登録についてですが、
今年1月末に日本政府が、ユネスコに推薦書を提出し、来年の夏に富士山の世界文化遺産登録の可否が決まるとしていますので、まさに新年度は世界文化遺産の登録の正念場でもあります。今後、更に登録に向けての国民、県民運動の展開が熱を帯びて進められていく訳ですが、そこで、
① 国、県及び周辺市町村と連携して気運の醸成を図るとしていますが、2013年の登録に向けて機運拡大には、市民への周知、理解は不可欠な事でもあると思いますが、どのように市民への機運の醸成を図るつもりでいるのでしょうか、また、登録後の市民生活に対しての影響は検討し、その内容は把握しているのでしょうか
② 他市も誘致に積極的な名乗りをあげていますが、(仮称)富士山世界遺産センターの誘致に向けての具体的な取り組みはどの様なものでしょうか
以上をお伺いして1回目の質問と致します。