視察で留守にします。

 WBC日本優勝おめでとうございます。松坂は勿論、イチローもダルも最後は決めてくれました。サムライジャパンが、夢と希望を与えれてくれたのですが、これをきっかけに日本の景気も浮上する事を望みます。

 23日に議会が終了し、各会派で慌ただしく視察が行われています。私の会派においても、視察が下記の通り予定され、明日から、2日間富士市を留守にいたします。
 議会が終了したばかりで、ゆっくりしたかったのですが、勉強できる時は、限られていますので、視察にいく以上は、有意義に過ごし、しっかり報告できるようにします。
視察先(東京近郊)
1、「高尾の森わくわくビレッジ」
内容:PFI事業による宿泊・研修施設
2、「紙の博物館」
内容:産業観光と製紙専門の博物館の運営
3、「鉄道博物館」
内容:公共交通としての鉄道の考察
4、「まちづくり三鷹」
内容:まちづくりと一体となった商業活動
以上の4項目東京近郊中心に、視察を行ってきます。
帰ってきたら、報告は致しますのでお楽しみに!!

でも、ほんと、景気が悪い中でのWBCでの優勝は、嬉しいニュースです。

放置自転車のその後。

 11月議会で放置自転車に条例制定をもとめたのですが、市では検討するという言い方をしながら、最終的には、条例がなくても管理することができると言っていましたが・・・

(駅北のミスタードーナッツの前は、放置自転車でベンチが塞がれてます)

 富士の街へ最近よく出かけているのですが、駅北周辺にはフラワーポットとトラロープがかけられ、自転車駐車禁止の張り紙を貼ってあり、注意と自転車を入れないようにはしてあるもののそれをよけて相変わらず夜になると自転車が置かれています。

 駅北の自転車を置かれていたスペースが狭まられたせいか、今では、商店街の方の歩道に自転車が置かれ始めました。自転車だけならまだいいのですが、商店街の歩道にはのぼりも出され、歩行をするのに邪魔であり、景観上もよくありません。市では、この状態が本当に分かっているのでしょうか?
 昨年の議会で取り上げた事により、富士駅周辺に住んでいる方が、私の発言に対し賛同してくれ、議会終了後に家まで訪ねてきてくれました。本日も会派室に訪ねて来て、
「議員さん、相変わらず自転車と看板が撤去されない状態だよ。今日も道路維持課に行ってきたんだけどね。これから警察にも見回りをしてもらうように言ってくるよ」
と伝えに来てくれました。
 この方は、富士駅周辺の放置自転車を何とかしたいといい土木事務所にも通っています。私も、議会で取り上げ、、放置自転車の根本的解決を進めたいと思って、条例制定を求めたのですが、駐輪場の拡大はするとは言うものの、条例については市では良い回答がいただけませんでした。 
 しかしながら、今の現状を見ると、市ではどのような解決ができるのかしっかりと示してもらいたいものです。もう少し、見守ろうとは思っていますが、駐輪場が拡大されても、改善がなされない場合は再度要望しようと思っています。

富士山静岡空港へ行っていきました。

 
 富士市においても、観光産業に取り組み始めている中では、来るべき大交流時代に向けて、この開港を直前に控えた「富士山静岡空港」を事前に視察が計画され、富士市のバスを利用して、19名が参加しました。

 2009年3月開港予定であった空港近隣にある伐採対象外の樹木が空港法の制限に抵触する問題が2008年9月に判明し、翌10月暫定的に滑走路を短くする工事を行う事が決まった為延期する事が決まり、2009年6月4日開港予定が決まりました。しかしながら、立木問題だけではなく、土地の高さも制限に引っ掛かる場所があり解決が難航しており、そのような状況の中で、今回の視察が行われました。
 小松建設所長からは、現状と今までの状況説明がありましたが、難航している中での苦労や苦悩について訴えながら、「空港は平和産業」とし、あくまでも話し合いの解決と言う事を進めているとのことでした。小松所長は富士市の本州製紙で働いていた経験もあり、富士からの視察と言う事で、親近感を持った中で熱く語ってくれました。
(説明する小松所長)(展望台から見える問題の立木)(立木についての資料)

 この立木問題では、県が測量間違いを隠ぺいする為に、木を切ろうとしていると言うようにとられてますが、現況を見れば一目瞭然の状態で、県としては、隠ぺいする事など考えてはなくあくまでも話し合いでの解決を続けてきており、今までの絶対的な空港反対と言う中では進まなかたったとし、起こるべくして起こった問題であると判断はしています。
 現在、地権者の要望は、「木を切る事は知事の辞職」としていますがその判断はあくまでも、知事によるものとしていますが、小松所長は、このことにより、事業認定が覆されてはならないとし、今までも一切の血を流さずに話し合いを進めてきている事に誇りを持ちながら、6月4日の開港に向けて取り組んでいくとしています。
 小松所長は、行政として環境に配慮し、話し合いで解決する事が基本であると考えて進めてきているが、500haの土地利用の難しさは想像を絶するものであり、開かれた行政として取り組んできたつもりであるが理解されない部分は残念であると話してくれました。
 また、新幹線空港駅の接地については、駅設置には4車線の線路が必要となる為、トンネルが多いこと、また、大井川にかかる部分があるなど、経費がかかる為に、現状では要望が出されてはいるが、難しいとされています。
 富士山静岡空港の現段階での考え方は、空港までのアクセスは車主体であると考え、2000台の駐車場は無料としています。東名を使って富士からは、60分、浜松からは50分とし、新東名が開通すればさらに交通アクセスの利便性は上がるとしています。
 色々な諸問題はあるとしても、6月4日に開港する以上、県民として、いかに利用して行くかをしっかり、考えなければいけないと思っています。

CCCと言えば?

 
 CCC3つのCと言えば、
「チェンジ、チャレンジ、チャンス」と良く景気の悪い時こそ、3つのCを実行しよういわれますが、それとは別の、静岡のCCCという場所にいってきました。

 そのCCCは静岡市クリエーター支援センターで、CCC とし( the center for creative communications)、現代(Contemporary)創造(Creative)交流(Communication)3つのCがキーワードで表わされています。
そのCCCに公共交通網利用しながら、視察に行ってきました。行政視察とは違い、商工会議所での視察であった為、夜の6時から8時までの時間を利用しての夜の視察研修となりました。
 静岡市クリエーター支援センター自体は、クリエーターの育成、コンテンツ産業の振興及びクリエーターと地域産業の連携等を推進する拠点として2007年に市が設置しました。内部審査を通過して人材に対して、創作活動、創業準備、事業活動のスペースとして貸出し、合わせてコンテンツ産業に精通するコーディネーター等が事業化、マーケティング、技術に関する指導を行っています。単なる、クリエーターの育成にとどまらず、地域や産業と連携による新商品の開発や新事業の取り組み等活動範囲は幅広いものとなっており、現在は5つのスペースが利用されており、今後の活躍が期待されています。

 今後、デジタルコンテンツが必要とされる中では、静岡市がどのような支援をし始めているのか、また、富士市において参考にしようと思いましたし、また、支援センターの設置されている場所は、生徒数の減少に伴い統廃合され、学校が閉鎖された後を活用しての県庁横にあった市立青葉小学校であり、小学校のイメージを残した上での施設利用がされている事を聞いていたので興味もありました。
 施設上の大きな変化は、学校であった為に、空調とトイレについては快適な空間にする為に手は加わっていましたが、教室内においては、黒板机などが残っており、家庭課室や理科室もあり、なんとなく夜の学校探検をしているような感じにもなりました。

 静岡独自の文化的背景や価値観に基づいたクリエイテブサポートを提供する場所として、静岡市の更なる産業の発展を目指すとする斬新な取り組みは、CCC(チェンジ・チャレンジ・チャンス)のCでもあると感じ、富士市にはまだない施策であり今後大いに検討すべき事柄であると思いました。
 今回静岡まで公共交通を使っての視察を試みたのですが、夜の視察でもあり、視察終了後、食事をとったのが、9時過ぎとなり、電車に飛び乗り、富士まで戻ってきましたが、11時過ぎとなってしまい、すでに岳鉄は走ってない時間でしたので、この時点で公共交通は利用できないと判断し、結局は家までタクシーで帰るしか手段がありませんでした。(富士駅から家までタクシー代が4000円以上かかります)やはり、車がないと生活ができない街であるのかとつくづく感じてしまいます。

担当幹事です。

 新人研修会であるチャレンジ改革7の今月の担当幹事になっていたので、13日に富士山静岡空港へ行く事を計画いたしました。

 新人研修である為に、担当幹事が興味がある事を幹事特権で決める事ができます。恥ずかしながら、話題に挙がっている富士山静岡空港には、行った事がなく、気がついたら、開港間近になってしまいました。
[富士山静岡空港」に関しましては、諸般の事情により、平成21年3月開港予定が6月に変更となりましたが、その開港が大いに期待されているところです。富士市においても、観光産業に取り組み始めている中では、来るべき大交流時代に向けて、この開港を直前に控えた「富士山静岡空港」を事前に視察すべきとわがままを通させていただきました。、

 ですから、見に行っていない私は、いいチャンスと思い、勝手に、計画させてもらった所、新人以外の議員の方からも行きたいと言う要望があり、今回に関しては、新人議員7名以外に、12名が参加し、富士市議会として19名の議員が富士山静岡空港へ視察にいきます。
 市のバスを使わせていただく訳ですが、大人数となってしまい担当幹事としては、大変ではありますが、少しでも有意義な視察となるよう頑張らなければ・・・と思っています。

破口橋完成真近。

 
 もうすぐ2月議会開催となり、新年度の予算が気になりますが年度末である為か、あちらこちらで工事中の看板が目立ちます。

 20年度の予算に計上されていた、富士市の一番東にある春山川上流に建設中の破口橋がどのようになっているか、一番東に住む議員として気になり見に行ってきました。

 当然、本年度中に、計画である、橋梁架替事業費が執行され船津浅間原7号線事業が終了しなければならなく、地元でも橋の開通式などの予定を立てなければいけないので間に合うか確認もしなければと思っています。
 状況は建設総務課で聞いてはありましたが、実際、現場に足を運んで見た方が早いと思い、現場把握を致しました。工事は、今月で完成と言うような状態でもあり、長年待ち続けた破口橋も完成真近である事が、確認できました。
この分では予定通り本年度中に、破口橋が完成し、開通式が無事できると思いとりあえず安心しました。
 橋梁の架け替えや新設工事は時間がかかる仕事でありますが、ようやく出来上がるという事で、地元議員としてもありがたいと思っています。

瀬戸内アートの楽園

 瀬戸内海に浮かぶ小さな島に、「よく生きる」をキーワドとして、現代アートと自然と歴史が息づく文化を、民間企業である学習塾を経営する、ベネッセコーポレーションは直島で取り組んでいました。

 瀬戸内のアートの楽園と呼ばれる所以は、歩いて回れてしまうほどの小さな島には、安藤忠雄のほとんど地上には現れていない地中美術館、島の至る所に点在する野外アート、現代アートと廃家を利用したまちづくりをしている家プロジェクトと、島へ来て文化芸術に触れ、色々な事を感じる事ができる空間がつくらられているからでもあります。
(地中の庭) (ベネッセハウス) (有名な南瓜と言う作品)

 芸術にあふれる島内では若い人が多く見受けられ、思い思いの場所で自由に時間を過ごし、また楽しむ事が出来る場所になっている事を感じました。
 直島での家プロジェクトとは、1997年に、直島町役場より木村地区のある方が家屋を譲りたいという意向を持っているが利用してもらいたいと言う事からスタートしたそうです。直島において木村地区はは、古くからの集落で、城跡や寺、神社などが集まっている地域です。
 しかし、近年では過疎化と高齢化が進み、空き家も目立ってきていました。そこで、単なる町並み保存と言う考え方ではなく、現代アートを絡める事で、意外性が生じ、廃屋の可能性がさらに活かせる方法をとりました。直島の木村地区を舞台とした常設のアートプロジェクトで古い家屋の改修の域を超えてアーティストが家の空間そのものを作品化したものです。そこではそれまでに営まれてきた生活や日本の伝統、美意識に対峙した空間が形づくられていました。
(家プロジェクト表示)(廃家の中にある自由の女神)(毛糸で絵が描かれた塀)

 家プロジェクトは、町並み保存ではないという事が実際見て回り感じました。聞くところによると、島の年配の方が話し始めたり、物を修復する事により、関わりができ、家プロジェクトを進めていく中では、美しさや意識したり、ボランタリー精神が進み始めているとの事であり、現代アートと使い物にならなくなってきた廃家が思いもやらない形に生まれ変わる様子見る事は島に住むお年寄りの大きな自信にも繋がっているとし、古いものの良さが再発見され、新しい価値が加わってのプロジェクトとして発展している方向性は新たなまちづくりであると感じました。見て回りながら、古いものと新しい融合は思わず、「温故知新」と言う言葉を思い出してしまいました。
 民間企業であるベネッセが、この島でここまでまちづくりに関与しているのは単なるメセナの一環だけではなく、文化芸術の創造に取り組む経営者の思いの強さを感じました。

観光ボランティアの川田さんも急ぎ早やの説明をさせてしまい、ご迷惑を掛けてしまいましたが、短い時間ではありましたが内容の濃い、心も洗われた有意義な視察ではありました。

富士山観光交流ビューロー

 この4月より富士市において観光課が設立されます。昨年の11月には富士川と合併し新たに富士川を有し、富士山静岡空港の開港、また富士山への世界遺産への登録推進と富士山のお膝元の富士市としても、本格的に産業だけではなく、観光についても積極的に取り組んでいく為の表れでもあると思っています。

 観光課ができる前段として、昨年の4月には、富士地域の北に富士山、南に駿河湾、という絶好のロケーションを活かし、近隣市町村との連携と観光交流のさらなる発展を目指し、富士市観光協会が発展した形で「富士山観光交流ビューロー」が新富士駅ステーションプラザ構内に設立されました。

 富士山周辺地域が注目される中で、2年目を迎えた観光ビューローが、どのような形で進んでいるかを新人議員の研修として先週末、視察してきましたが、富士地域に、にぎわいがあふれ、元気ある地域となるよう周辺地域と連携をし情報発信、新規観光事業の立ち上げ、来訪者の満足度、コンベンションの誘致など取組を事業報告及び、計画を渡辺室長より説明を頂き、その後施設見学をいたしました。
 

 新幹線をよく利用するのですが、観光ビューローに立ち寄った事はなかったので、施設としての案内所や展示場貸室としてのサロン等をじっくり見学させてもらいました。案内所には、富士市の多くの情報紙やパンフがあり、富士市を訪れる方へのインフォメーション機能を整えていました。観光客が気軽に立ち寄れるかまた、観光ビューローというこのような形に変化していることをどれだけの市民が理解しているかはまだ、工夫の余地はあると思われました。
 観光課ができ、富士山観光交流ビューローとの連携も図った上で、更なる観光産業に取り組んでいく事が大切であると思っています。

「住みよい環境・住みよいまち」

 建築に伴う紛争を未然に防ぎ、みんなで住みよい環境を目指すために、大阪の豊中市では、「豊中市中高層建築物等建築等に関わる紛争の予防及び調整等に関する条例」について制定されているので、富士市の参考にすべく視察をしてきました。

 富士市においても昨年、米ノ宮神社町の社保庁のペアーレ富士の跡地に高層マンションが建つ計画が出、問題とはなりましたが、現在建設がすすんでいます。
と言うのも、この地区はまちづくりの地区計画によると建築物の制限が条例化されており、なおかつ、低層低密な住宅地としてゆとりある閑静な住宅地を目指す地区と言う位置づけがされていました。この地区に住む人は、誰もが高層マンションが建つとは考えてはおらず、ペアーレ富士の跡地が競売により大手マンションデベロッパーが手に入れた後のマンション建設を聞いてなぜ建設できるのかと言う事で、問題が起こりました。結局、地区計画には歌ってはあるもの、土地利用としての建築基準法においては中高層のマンションが建設可能であり、法的規制がない為に、マンション建設が進んでしまいました。議会においても、陳情があり、建設水道委員会でも行政が、業者に対して住民とのしっかりした話し合いをした上での解決を求めましたが、法的根拠がないので十分な住民の納得のいくような形には進みませんでした。

 現在、建設されてはいるものの、今後、富士市でも同じような問題が起こると考えられるので、豊中市で行われている、近隣の住環境に及ぼす影響が大きい中高層建築物、パチンコ屋さん等の特定用途建築物及びワンルームマンションを計画、建築する場合には、近隣の住環境に及ぼす影響を低減するための配慮事項や紛争を予防するために手続き、また、紛争が生じた場合には紛争の早期解決を図る為の「あっせん」及び「調停」を設けた条例を制定している豊中市へ行ってきた訳です。
(出迎えてくれた大町議長)(条例のパンフ)

 しかしながら、この条例では、建築規模や用途により近隣関係住民への事前説明を行うよう定めていますが、近隣住民の同意まで義務付けていません。というのも法令では、建築基準関係規定に適合する計画では確認がおりれば建築することができる事になっており、法令でできることは、条例で同意がなければできないという規定は無理があるとされているからです。ですから、十分な話し合いや相談窓口としては作用してはいるもの建築させないという事は困難であるとしています。更なる研究をした上で改善をしていく考えは述べられていましたが、建築基準法での、法規制ができない中では、地区計画や景観計画等で厳しい規制をしていく必要性はあるとしていました。
 いずれにしても、自由主義の社会において、生き残るための民間業者も法の目を抜けた解釈をいかにしていくかも研究しているために、行政においても住民が求める「住みよい環境・住みよいまち」を維持して行く上でも、住民側に立ち頑張って頂かなければと思っています。

 

 今回、説明してくれた、豊中のまちづくり推進部中高層建築調整室の木下主幹は、住民と業者の話し合いの修羅場を数多くくぐってきたのか、熱い語りはかなりの熱血漢であると感じ頼もしく思えました。

エコアイランド直島

今回視察で訪問した、香川県の直島は、岡山と香川に位置する瀬戸内海に浮かぶ、面積は8平方キロメートルほどで人口は3500人という小さな島でした。

「直島」という地名の由来は、平安時代の保元の乱までさかのぼり、この乱で敗れた崇徳上皇が讃岐へ配流される途中、この島に立ち寄った際に、島民たちの素朴さに心をうたれ直島と命名したといいます。海運、漁業、製塩などを中心に栄えてきた島でもあります。
現在の直島は、大きく分けて、2つのゾーンに分けられており、北側には、三菱マテリアル直島精錬所と中間処理施設の直島環境センターがある環境保全施設と南側にはベネッセが運営するベネッセハウス、地中美術館、家プジェクトと文化施設であるベネッセアートサイトが展開されている、環境と文化と自然が融合された状態でもあります。
(カーフェリーの上で)(施設前にて)(施設の概要説明)

 直島の環境センターが建設された経緯は、昭和50年代後半にミミズの養殖という名目で産廃の許可をとった処理業者が直島のお隣にある豊島で、シュレッダーダストや廃油、汚泥の産廃を搬入し、野焼や不法投棄を続け、強制調査を受け、公害紛争に発展しました。これが、豊島問題で、その後、この負の遺産としての膨大な産廃を県を挙げて、解決に向けて着手し、現在は、直島において住民合意の基、中間処理施設を建設し、豊島の産廃をカーフェリーで運び、1日200トン年間300日の操業で6万トンの処理をしています。また、溶媒処理により発生する飛灰については、隣接する三菱マテリアルで有価金属として回収し、スラグについては、県の公共事業にコンクリートよう骨材等の土木材料として再利用されています。
(スラグのサンプル)(製品化されたスラグ)(擂鉢式溶鉱炉のモデル)

また、心配されるダイオキシン等にも厳しい基準値を設置し、住民は基より、誰でもが情報を共有できるよう公開されており、人々の監視の下、徹底的な管理がなされています。
(搬入口) (厳しい基準値を示すボード)(ダイオキシンの検査所)

あくまでも、最終処分場ではなく、廃棄物を抑制し適正に処分をする循環型施設として直島の環境産業として環境調和にも配慮したまちづくりを進めている為に、エコアイランド直島とも呼ばれています。
 富士市において迷惑施設であるごみの焼却場建設も住民合意が条件の基、進められてはいるものの、合意形成が難航し未だ進展はしておらず、大きな課題ともなっています。今回の視察においても、少しでも多くの事例を参考にした中で、より良い形として活かすことができないか、一つのモデルとして勉強をしてきました。

行政視察中です。

2月議会開催までの間に、市民クラブでの行政視察として、本日より下記の通り、出かけますので3日間富士市にはいませんのであしからず。

19日 広島市 
*市営浄化槽について
〜市街化調整区域外の生活排水処理の経緯〜
20日香川県直島町
*生涯学習と観光の融合について
21日豊中市
*建築紛争と予防条例について
*まちづくり条例について
寒い中での視察ですので、体調を崩さないように気をつけ、しっかりと3日間勉強してきます。

高砂「蔵開き」


 富士宮の高砂酒造の蔵開きに行ってきました。高砂酒造の杜氏は、私の同級生であり、今年も良いお酒を作ったか確認をしに行かなければと、地域でのお茶共同の新年会、葬式に出た後、高砂酒造でのイベントへ参加しました。

当然車ですので、試飲もできませんが、今年の初搾りのお酒をお土産に買って、家でじっくり飲もうと思っています。

「蔵開き」のイベントには多くの方が来ており、お店入口では、山車が出て、お囃子がにぎやかに行われていました。酒造工程展示 施設一部開放 新酒試飲 朝搾りたて原酒試飲 甘酒・粕汁試食 地元 地産地消の商品の販売がされており、飲んだり食べたりすることができ、地域と連携した観光イベントとしての位置づけが確立されているようでした。

高砂酒造は、富士宮の新名所として、歴史と伝統の酒造りの多くの技を、知っていただく為に、「酒蔵見学」も実施しています。商売にもつながる、企業と観光を合わせた産業観光としても、成功していると思います。
 私の同級生のお酒好きの仲間が朝から、タダ酒が飲めると、蔵開きにいました。酒なら何でも良いのでしょうが、今年のお味はと聞くと、お酒に依って、多少味や香りは違うと言いながらも、
「きりっとすっきりとおいしい」
「搾りたてで香りもあり、おいしい」
といった感想で、早い話、飲めれば何でもおいしいという評価ですので、あまりあてにはなりませんが、お買い求めの上、高砂酒造の新酒をお試しください。
(小野杜氏を囲んでの酔っぱらいの仲間達)

今年の高砂の山廃仕込みのお酒は良い出来ですと杜氏になり替わり宣伝させて頂きす。

浮島つり場公園

 
 私に住む地域には、浮島つり場公園があります。ヘラブナやタナゴがつれ、釣りをする愛好家が休日には糸をたらしています。本年度予算の中で、用地買収も終わり、つり場公園の整備が年度末までに完了するはずですのでどのようになっているか確認に行ってきました。

つり場公園はメガネ池と赤どぶという大小2つの池があります。私も子供の頃から、釣りをしにきたのですが、最近では、暇がなくなり釣りをする事もなくなってしまい、釣りをしにこの場所へ来る事はなくなりましたが、東部土地改良区の中を通る道路としてよくこの公園の前を通ります。子供の頃はフナが釣れましたが最近ではこの池にもブラックバスが入り込んでしまったようです。

 このつり場公園には四季折々の花がさき、春には桜、初夏にはアジサイや花菖蒲が咲き、浮島工業団地しょうぶ園という看板まで立つほどの池のそばの川沿いには菖蒲が咲き、訪れる人の目をたのしませてくれます。神谷にすんでいる鈴木さんが毎年植え増やしてきて、今では500本以上の菖蒲が咲き乱れます。今は冬ですので、咲いてはいませんが、このしょうぶ園の上側に遊歩道の整備もされるように計画されています。
行ってみると、現在のところ整備状況は進んではいないような感じでもありましたので、みどりの課に確認にいくと、すでに測量も終わり用地買収も終わっており、整備を進めていくのですが、事業の進み方が遅れている為に、年度末までには終わらなく5月位までずれ込む予定だと説明がありました。
 早く整備をしてもらい、よりよいつり場公園にして頂きたいと思っていますが、私の地域には、自然を利用した、浮島自然公園も来年で整備が完了予定となっており、つり場公園と浮島自然公園また、大棚の滝がある須津川渓谷と連携した自然が堪能できる場所として活用をしてもらいたいと思います。多くの方が来て頂けることにより、手を加えた中で、面としての観光スポットとして、私の地域の活性化に繋がると思っています。

東部の2つの球場

 昨年、国際的試合のできる野球球場の要望が出されており、今後どのようになっていくのか気になるところですが、富士市には野球場、運動場、水泳場、体育館、相撲場など多くのスポーツ施設があります。

そのスポーツ施設は社会体育施設として、現在15の施設は平成18年に指定管理者制度導入に伴い、3年間施設振興利用公社が指定管理者として運営がされています。

 東部地域にも、2つの野球場がありますが、一つは、浮島工業団地にある富士東球場、もう一つは一番東にある、旧秋山球場であった富士東部スポーツ広場です。

2つとも無料施設として、多くの野球やソフトボールを愛好する人や学校で利用がされており、大会等も開かれています。東球場に関しては、防災場所としても活用されており、大規模な災害の時には防災ヘリポートとしても利用されます。
また、夏には恒例の浮島工業団地の夏祭りの会場としても運動以外にもイベント場所としても重宝している施設でもあります。

東部スポーツ広場は、平成18年に旧秋山球場を市が購入し東部スポーツ広場として平成19年より、2年間施設利用公社が指定管理者として利用できるようになったのですが、一番東に或るせいか、あまり知られていない施設ではあると思います。去年の暮に、利用者から
「議員さんの地元の施設の東部スポーツ広場を利用した際、新たに駐車場整備してくれてあり、それはそれでいいんだけど、車をとめてから道路にでてぐるっと回らなければ球場に行けないんだよね。不便だから直接行ける階段を設置できないのかな」
と言う要望がありました。

スポーツ振興課にその件について相談に行くと
そのことについては十分検討はしていたようで、2つの問題があるとのことでした
1点は、下段の駐車場に関しては、借地である為に、地主さんに返還を求められたら返さなければいけない場所である為
2点目としては、駐車場から球場に行く階段を設置するには急勾配の為、階段設置は困難であるという判断がされた為
その2点を説明をされ、階段設置は難しいという事が理解できました。
要望のあった方にはその事を説明はしてありますが、車利用でしか行きようがない場所であるので、なにかいい方法がないか今後共検討して行こうとは思っています。
 

信用保証協会って?

 景気が悪化してきている状況では、一番初めに資金繰りが厳しくなるのは中小企業です。富士市には現在「富士市中小企業融資制度」があります。今回の一般質問の内容には、この制度融資についても取り上げるつもりでいます。


 富士市の制度融資を利用するには、信用保証協会の承諾がなければ、金融機関でお金の融資は受けられない状況ですので、信用保証協会と言うものが、どのようなものなのか、勉強させてもらいに静岡県信用保証協会の沼津支店へ行ってきました。
 信用保証協会は、中小企業の方々が金融機関から事業資金の融資を受ける際、公的な保証人となって借入を円滑にする機関であり、信用保証を通じて、新たな信用を創造し、企業の繁栄に寄与することを目的とし、中小企業金融におけるセーフティネットの役割を果たしています。
 現在、10月31日に全国緊急保証制度の申込が殺到している状況で、次から次へ、相談窓口に金融関係の方が訪れて
いるようでした。
 銀行には、よく行くのですが、保証協会に行くのは、初めてで、場所も分かりませんでした。電話連絡の上、お邪魔させていただきましたが、突然押し掛けていき、年末のまた、金融不安に際しての申込多い時でご迷惑をおかけしましたが、支店長を始め、課長までが親切に対応してくれ、感謝いたします。
 金融危機が叫ばれる中で、倒産への歯止めをかける事ができるような資金繰りが円滑になされるか重要な問題であります。富士市において、行政ができる更なる中小企業支援を模索するために、行ってきましたが、今まで分からなかったことが分かり、それなりに勉強になりました。 
 何とか質問に活かしたいと思っています。

遅ればせながら、中国での出会い

 10月にいった中国においての視察で多くの人に出会う機会がありました。嘉興市人大常委員会の皆さま、お世話になった嘉興市人民政府外事辦公室の方々、視察受け入れ先での方と多くの方と名刺交換をいたしました。

 家に帰ってきて、名刺を整理しようとしたのですが、数が多すぎて、出会った人の名刺の名前と顔が一致しなくなってしまいました。中国を視察してから1か月以上たったのですが、未だ写真の整理をしていません。このままだと、忘れてしまいそうなので、思い出を残すためにも、遅ればせながら中国での出会った人を掲載します。
熱烈歓迎の陳さん
 

嘉興国際旅行社有限公司の方さんと女性スタッフ

夏超さんとお酒が1番強い人・嘉興学院の学生・日本人教師の佐々木さん

嘉興市では女性が活躍していました。

若き日の毛沢東 ・ 版画の大先生・靴は無理やり磨かれました

上海の県駐在所にて  ・  万博建設地  ・  テレビ塔

出会いや思い出はたくさんありましたが、写真も多くて全部は掲載できません。整理ができたら、中国の景色を中心に載せたいと思っていますが、時間がなくていつになるやらと言う感じです。

市民ふれあいバンク

 
 市役所の帰りがけに、宇東川にある、リサクル品の販売や手作り石鹸をつくっている、障害者就労支援施設である、市民ふれあいバンクに寄ってきました。

 これまでの心身障害者小規模授産所及び小規模通所授産施設が、平成19年4月に「障害者自立支援法」のサービス体系の「就労継続支援(事業所」及び「就労移行支援事業所」の指定を受け、「障害者就労支援施設」という名称になりました。 
 富士市には、障害者就労支援施設として、1、鷹身工芸社2、竹の子3、よしわらつくし4、ひめな5、まつぼっくり6、ふじひろみ7、ふれあいショップあゆみ8市民ふれあいバンクの8つがあります。

 今回、放置自転車は一体どこへ行っているのか調べているうちに、行きついたところが、市民ふれあいバンクでした。放置自転車の有効利用として、整備した後、販売しているという事で、どのようになっているのか興味があったため、見学させていただきました。

 10年くらい前から、自転車の販売をしているそうですが、2か月に1回市より50台から100台持ち込まれ、非常に好評で、整備するとすぐに売れてしまう状態だそうです。部品が足りない部分は、他の自転車から補って整備しています。
 自転車の値段は、4000円から5000円で、企業からも注文があるそうです。古着も多く扱っていますが、自転車の整備工場が一番場所を取っており、一生懸命に整備をしている姿が印象的でした。
 福祉とリサイクルをドッキングさせ、昭和58年に小規模授産所として開所以来、市民のリサイクル意識と福祉の理解の向上によって順調に販売実績をのばしてきました。現在、自転車販売は、稼ぎかしらであると思われます。
 放置自転車が単に廃棄処分されるのではなく、有効に利用されている事を、見学でき、勉強になりました。

ファシリテーターって???

ファシリテーターという言葉をしっていますか?
 
 まちづくりリーダー養成講座で静岡の一番西にある新居町にいき、特別史跡「新居関所」や復元旅館「紀伊国屋」を視察し、街歩きをした後に、ワークショップを開き、歴史的建造物の「小松楼」の活用保存について提案をするのですが、本来の目的をよく理解しないで、とりあえず参加すればいいやという感じで現地へつくと、・・・・

県の担当者から、
「荻田さん突然ですが、今日のワークショップのファシリテーターをお願いします。」
と言われました。
 本当に突然というか、この視察研修も私は、会合の合間に出席していたので、帰る時間ばかり気にしていて、適当な時間で帰ろうと思っていました。
「エー新幹線の時間があるので、最後までいられないかも・・」
「そうなんですか、参加者も少ないのですが、ダメですか」
「うーん。でも、じゃあ、うーん、悪いからやります。ファシリテーターって進行役でしょ」
今まで出席率も悪いので、少しでも言われたことに対しては、お役にたてればと思い、安易にうけてしまいました。
その時点では、ファシリテーターの役割なんか、適当にこなせばと思い、終わり次第帰らせてもらおうと思っていました。

 
 ファシリテーターというのは、地域づくり・街づくりを進める上でよく用いられている、グループワークの世話役という役割の中で使われます。どんな地域をデザインしていくかといったことを、住民やデザイナー、町の商工担当者などの意見を出し合ってコーディネートする場面で使われていますが、ファシリテーターは、いろいろな意見の人たちの合意形成を促進し、そのグループの意見を取りまとめまで進める役割をしなければなりません。
今回、「小松楼の活用、保存策を提案する」というテーマの基に、ワークショップは始まったのですが、まちづくりのセミナーに出ているものの、ファシリテーターの役など今までやったことがなかったことに気がつきました。

 いざ始まると、何をどうやって、進行するか、短い時間でどのようにグループ意見をまとめるか、スムーズにできません。なんとなく、周りの人に助けられ、発表はする事はできたのですが、議員なんて肩書きがありながら、今回、恥ずかしながら、反省する事があります。新居関所周辺まちづくりの会の方々とワークショップを行っていたのですが、ファシリテーターである私の能力不足の為、通り一辺倒のありきたりの話しかできず、行政主導でないまちづくりをなんていう結論では、せっかく県内から集まり、違った見方や考え方を提示し、まちづくりの活路を見出すという提案はできませんでした。
 時間ばかり気にして、適当に引き受けて、何とかなるだろうと思っていたのですが、終わってみて、反省しきりです。自分なりに勉強はできたのですが、実のある提案をする為には、知識不足もある中では、ファシリテーターも安易に引き受けるべきではなかったなと思いました。
ファシリテーターの重要性を感じ、今後、もし、このような機会を頂けたら、もう少し考えた中での進め方をしたいと思います。

 また、最近はビジネスの分野でも、ファシリテーターの活躍が期待されるようになってきました。社内会議で課題を解決する時に、参加者全員が意見を出し合って、うまく調整したいといったことや、組織の活動をマネジメントするような場面でも聞かれますので、有効に活用できるファシリテーターとして引き受けられるようになれるようにします。

空中視察

 富士市を空の上から、見る事ができました。土曜日の午前中、風もなく、雲もなく素晴らしい天候に恵まれた中で、静岡ホーチキさんのチャーター便のヘリコプターに乗せて頂きました。


 

 田子の浦の整備中の公園に、ヘリコプターは離発着したのですが、ヘリコプターはピンポイントで離発着でき、場所はほとんど取りません。ただ、離発着の際には、ものすごい風が吹き、砂埃や草舞散り目を開けていられない状態になります。
 子供の時、毘沙門さんで、よく空中遊覧をやっていて、乗りたくて乗りたくてしょうがありませんでした。結局乗ることはありませんでしたが、何年か前に、娘と一緒にヘリコプターに乗る機会があり、子供の時乗りたかった夢はかないました。今回は富士市の上をくまなく飛んで頂けるという事で空からの視察もできいい体験ができました。
 ヘリコプターは垂直にまっすぐ上がり、狭い場所でも、降りる事ができます。また、空の上は渋滞もないので、目的地は向けてはものすごく時間短縮はできます。
 空の上から、見る富士市は、地図で見るのと違い立体感があり、道路や川がどのように通っているのかよく分かります。また、位置的にどのくらいなのかというのも上から見ると、分かりやすいというのが空中から見た感想です。
(富士市役所)     (新東名工事)   (田子の浦港)

 富士から軽井沢まで15分で着いてしまうと言われちょっと驚きました。時間の短縮また、場所を取らないヘリコプターに、ビジネスもそうですが、緊急時や災害においての有効性を強く感じました。しかしながら、富士市にはヘリポートがありません。病人の緊急輸送として沼津市立病院にはドクターヘリが離発着できます。
 

富士市にも、ぜひ、ヘリポートを作ってもらいたいと遠藤社長には要望されました。必要性は感じますので取り組んでいく検討材料にはしなければと思います。ヘリコプターを使っての観光遊覧など企画してもいいと思われます。
 天候に左右されやすく、安全性の面はどうなのか、デメリットもあるのも事実です。

1番東の地域で問題が、

 明日いよいよ富士川町と合併し新富士市が誕生いたします。新たに富士川町が加わり26万都市に変わりますが、富士川町から1番東の地域である浮島地域で、新富士市になる前に直してもらいたいことの要望が区長さんから出されました。

 1番東に住む議員として、直にどのような問題があるのか、区長さんの処へ駆けつけた訳ですが、まず1点は、春山川の浚渫のお願いでした。沼津線より南側の春山川の川底に7月4日の大雨の際、土がたまり、川の横には東小学校があるので、川が溢れた場合大変な事になる恐れがある為に、浚渫をしてほしいとのことでした。

 浚渫に関しては、昨年の9月議会においても、お願いをしており、昨年の11月には実施されていましたが、その後、雨がふり、土はたまり始めていました。その現状については、私も気になり、8月27日に県へ要望をだしており、その返答として、状況を見て地域より要望があり次第対応したいとされていましたが、今回、区長より新たに要望が出された事と、来年には春山川上流部トツラ沢でダム工事もあるので開発による、土の流失が考えられるので早目の対応も必要と考え、市の河川課と県土木事務所へ行ってきました。県土木の鈴木所長はすぐに現地へ行ってくれ、その結果を報告してくれました。
 「県河川の掘削の要件として、土が川底より3分の一以上堪らないと浚渫をしないとされ、現地を確認した処そこまでは土がたまっていなく、現状としては、川があふれる心配は、無いとされます。直の浚渫の必要性はないと判断されますが、来年の雨期までの間に変化あるようでしたら対応いたします。また、学校の近くである以上、頻繁に状況確認には行くつもりです。」
と浚渫こそしませんが、すぐの対応をしてくれた事には、ちょっと驚いています。本日区長さんにはその旨を伝えました。県の対応の早さには正直驚いています。半年前に鈴木所長に変わったのですが、フットワークの良い所長さんで期待が持てます。

 もう1つは、その地点よりさらに南下した川の地点において、葦が茂った場所に机やいす、家庭用シンクのようなもの等がところどころに不法投棄されている状況があり、ゴミの撤去をしてもらいたいと言う事でした。廃棄物対策課にでかけ対応をお願いしてきましたが、まだ、どのようになったかは連絡はありません。
 (応接セットのような物)(台所のシンク)(重そうな机)

 東部土地改良区でもそうですが、山間部だけではなく、平野部においてもゴミや産業廃棄物の不法投棄が問題となっています。人のいない処にゴミをすてる不届きな輩は、後を絶たず困ってしまいますが、看板を立てるだけでは防ぐことはできず、なんらかの有効な策はないかと思います。条例化して強い罰則も必要であるのかもしれません。
(さい銭が箱盗まれたお宮さん)
 
 これ以外に、現地で説明を受けて帰るときに小学校の裏側にある、神社のさい銭箱、昨日、盗まれたと区長さんが言っていました。浮島地域は、1番東の地域ではありますが、のどかな場所だと思っていましたが、暗い所は多く、物を捨てたり、盗んだりすることができやすい場所であると感じました。

 今後、街灯の設置や人が入れないような処置をしたりする必要性を感じ、合併前ですが、小さなことから、こつこつと解決し西高東低と地域の人に言われないよう、区長さんと力を合わせ改善していかねばと思いました。

朝から太極拳!

 

 中国嘉興市へ行って3日目の朝早く、ホテルの隣の広場で、太極拳をやっていることを聞き、見学に出かけました。中国では、ラジオ体操のような形であちらこちらで、太極拳等が行われているようです。見学していると、誘われまして、少しばかりまねごとをしてきました。


 朝早い時間ですが、自転車やバイクが走り、騒がしく、とても賑やかであり、明るくなると同時に多く人が活動を始めているようです。

(高齢者対策に力を入れ、老人が楽しめる嘉興老年大学)

 前の日には、老年大学に視察に行き、多くの年配者の生き甲斐の為の老人教育と年配者の生活の充実を進める大学においても、踊り、歌、楽器、パソコン、等の教室を見てきましたが、太極拳も人気の教室である事を視察してきました。

 その太極拳を実際、朝早く起きたおかげで、本場中国で見る事が出来、また、言葉は分からないのですが、日本人である事が分かったのか、身振り手振りで教えてもらえた事は、視察とは別にある意味、民間の人との友好交流ができました。体が硬くて上手に踊れませんでしたが、朝早く体を動かし、気分が良いことと、親切なおばさんに触れ、気持ちも本当によくなりました。

 踊りを教えてくれたおばさんとは、たぶんもう2度と会う事もないと思いますが、硬い握手をし、別れを惜しみました。視察とは違う、中国の日常生活の本当の心温かい交流が出来、感激しました。
 朝から太極拳は貴重な体験でした。
 嘉興市の心やさしいおばさんに感謝と共に再見です!!

中国日系企業視察

 

 中国嘉興市で、経済開発区にある日系企業を視察しました。ものすごいスピードで変化する中国においての日系企業についてどのような状況であるかいい勉強になりました。

 嘉興経済開発区は三つの工業団地、一つの高等教育団地、三つの商業住宅団地に分けられています。三つの工業団地とは、西南工業団地、電子紡績軽工業団地と機械総合工業団地であります。各工業団地は業種によって、適当なインフラが整備されている状況であります。経済開発区には、100数社の日系企業が進出しており、その中の機械総合工業団地は、計画面積8km2、開発区の東北部に位置し、都心部まで5kmであります。機械、化学や金属加工業も嘉興の伝統的な産業であり、専門技術人材資源を有しています。
その開発区の機械総合工業団地にある、嘉興村上石崎汽車配件有限公司(MIC)は静岡県に本社を置く、バックミラーの業界最大手の(株)村上開明堂が70%広島の(株)石崎本店30%の100%日本出資の自動車のバックミラーを主に製造しているこの団地に進出している48社の内の1つの日系企業です。

 視察には、嘉興市の名誉市民でもある、松下才吉社長が親切に対応して頂けました。
MICは村上開明堂の海外拠点の1つとして、2002年11月に松下社長を入れて、17名でスタートし、現在は700名の社員がおり、昨年の年商は、60億円を挙げています。スタートしてからは順調に業績を伸ばし、心配されていた労使問題に関しても、他の地域と違い、嘉興市民の比較的穏やかな性格と毎月一回労使協議を開く、松下社長の努力によりトラブルは無いようです。また、日本のQC活動も取り入れられており、品質向上、費用削減等のポスターもあちらこちらに貼られ、意識向上が図られ工場内も非常にきれいな状況が保たれていました。

 2002年新規採用の給与は400元(約6000円)5年後の2007年850元(約14000円)部長クラスでも10万円まではいかないという状況は日本では考えらず、自動車メーカーでありながら、700名在籍する社員の中で車の所有者はわずか5名しかいない状況であります。日系企業に勤めていても車がまだ持てない実情でもあります。女性が多くいるので社長に確認すると、「本当は、全部女性にしたい位です。中国に来て労働者と接していると女性に比べ、男性は怠けものが多いです。しかしながら、男性でなくては出来ない仕事がある為に現在、女性7男性3の比率であり、管理職にも女性が18人就いている状況です」という労働事情を話してくれました。
 中国の増大する自動車事情に伴い、バックミラーの生産が追いつかない状況でもある為に新たに新工場設立の用地も取得し更なる飛躍をする企業である事を感じ取れました。
(嘉興市友好訪問10月22日)

やっぱり日本はいい!

 
 中国嘉興市への友好訪問団として、5日間日本を留守にしました。日本へ帰ってくるとほっとします。北京オリンピック終了後、万博に向けて更なる建設ラッシュが進んでいます。

12年前に中国へ行った事があったのですが、その当時より更に、格差という光と影はあるように思いました。

 今回、色々な場所を視察し、多くの人達と出会いお話を聞かせていただけた事は、スケジュール的には大変でしたが、非常に内容の濃いものでした。また、かっての中国3000年の歴史というイメージとは違い、近代的に劇的な変化がなされていることを目の当たりにする事ができた5日間でした。しかしながら、ハード的な事はものすごい勢いで変化している割には、ソフト的な事の関しては、追いついていない部分を随所に感じました。でも、この問題についても、今後このままではなく、いずれ、変わっていく事は十分に感じ取れ、中国の時代がやってくることが予感されます。
 人口的なスケールメリットや、国土の広さは、中国が世界にとって市場的にも魅力のある国である事を痛感しました。
 
 帰ってきて、報告したいことは山ほどあるのですが、まずは事故もなく無事戻ってきた事を報告します。
今回の日程は
21日 06:40出発
    15:50上海浦東空港到着
    18:50嘉興市ダイヤモンドホテル到着
    19:00人民政府外事弁公室による歓迎晩餐会
22日 08:30嘉興市旅行社視察・座談会
    10:15経済開発区日系企業市視察(村上開明堂)
    14:00嘉興市博物館視察
    15:10嘉興市庁内視察
    15:30表敬訪問
    16:00人民代表大会との座談会
    17:20嘉興市人民代表大会歓迎晩餐会
23日 08:45老年大学視察
    10:15月河街区視察
    14:00嘉興学院視察・大学生と座談会
    15:45南湖視察
    17:30歓迎晩餐会
    20:00現地在住の日本人と座談会
24日 09:00西塘古鎮視察
    上海移動
    14:30静岡県中国駐在事務訪問・視察
    15:00上海市内視察
    18:00食事後(東方名珠テレビ等視察)
25日 06:00ホテル出発帰国

    09:10上海空港発
    12:50成田着
    13:30富士市へ

    17:30富士市着到着式(無事帰ってきた事を報告しました)

    (帰ると同時に、同級生の通夜の出席があり、着替えて直行しました)
    21:15無事、家に到着 (疲れました)
 内容の濃い友好訪問ができ、勉強ができた事は、感謝していますが、毎日出てくる油の匂いのする料理には途中から、ギブアップ状態になってきました。生水には気をつけたのですが、油が合わなくて、お腹の調子がずーと悪い状態です。
 やはり食べるものは日本に限ります。帰ってきて、天ぷらそばとカレーライスを食べた時は、おいしく感じました。ほんと日本はいいと外へでると改めて思います。
 詳しい内容はおいおい書いていきますので、楽しみにしてください。

初めての海外視察

 富士市と友好都市を結ぶ、中国の嘉興市へ、太田議員を団長とする新人議員8名と事務局2名の合計10名で、富士市議会友好訪問団として、明日、10月21日から25日までの5日間行ってきます。

本来、7月に予定されていた事でしたが、災害により、延期されていました。富士市の議員として、富士市の友好都市の現状を把握し、また両市の友好の懸け橋としての役割を担ってきます。日系企業の村上開明堂さんに訪問の予定になっていますので、現地法人の生の声が聞けるのも楽しみにしています。また、静岡空港開港に伴い、今後の、観光交流についてもしっかり勉強してこようと思います。
 先輩議員には食べるものには、気をつけ、生水は口にしないよう注意されています。
 長期の留守をする事は、不安な事もありますが、初めての海外視察でもあり、ワクワクもします。帰り次第視察報告をします。お楽しみに!

f-Biz(エフ・ビズ)

8月123件
9月123件
開設以来2ヶ月間で246件、一体この件数は何だと思いますか?
 

 これは、富士市の中央図書館に、8月4日に開設した、富士市産業支援センターの相談業務に来た件数です。
 

 この数字がどういうものかという事を、本日の会派の研修会で、富士産業支援センターの小出センター長に聞くことができました。相談件数については、今まで、関わってきた、静岡や浜松で多くても月、50件、人口規模からいったら、富士市においての相談業務はその3分の1の15件から20件が予想されていた中で、新規開設ということもあり目標を高めに設定し、月25件としてました。しかしながら、開設からちょうど1か月の9月4日で143件の相談業務があり、目標値をうわまったうれしい結果が表れました。また、2か月で246件という件数は、極めて異例の数字であり、業界においては今までありえない数字であるということでした。
 この高い数字が示す意味合いは、何でしょうか?

今まで、富士市においてこの手の産業支援センターがなかったからでしょうか、富士市がそれだけ相談に来たいと言うやる気がある人(困っている人)が多いと言う事でしょうか、それとも、カリスマの小出センター長がいるからでしょうか、いずれにしても、エフ・ビズでは好調なスタートを切った言えます。
9割が既存企業の相談であり、相談内容としては、
販路拡大・新商品の開発・現状打破・新分野への進出とあらゆる産業分野の方が相談に来ている状況で残りの1割が起業相談だそうです。企業支援に関わることなら何でも相談に乗ってくれますが、気になる相談料は、当然市が委託して運営されている施設ですので無料です。でも、必ず予約をしていただかないと利用はできません。多くの方がこの施設を知って頂き利用していただく事を促しています。
産業支援を核とした地域活性化へむけて、夢にチャレンジするする人や企業をサポートする新しい拠点である、エフ・ビスに関しては、大きな効果と結果が期待されていますし、また、小出センター長の活躍は今後とも期待します。
マシンガンのように次から次に出てくる言葉は、小出センター長の熱い思いが、参加した議員に伝わったと思います。

 「日本一高い チャレンジスピリット。」

をうたい文句に掲げる f-Biz(エフ・ビズ)はfはfujiの頭文字、BizはBusinessの略であり、富士市発の産業支援センターを意味しています。