そうだ!沼川プロジェクト

 

 先週末、「そうだ!沼川プロジェクト」という沼川流域の有効活用に向けた成果発表、講演会、パネルディスカッションが開催されました。(直に書きたかったのですが、色々な事がありすぎて、遅くなってしまいました)

 私の住む東部地域は須津・浮島地域も沼川北川に位置し、須津川、江尾江川、春山側が流れる場所なので、大変勉強になりました。
 

 基調講演での渡辺先生の須津地域における有り余る水に苦労してきた浮島沼でのドブッ田での話は、現在の水害で悩む地域での歴史でもあります。
パネルディスカッションにおいては、歴史的面からの渡辺先生、自然観察の山田先生、環境の寿さん、ボーイスカウトの高村さんとそれぞれの見地からの話でした。
 製紙工業で栄えてきた富士市はかっての公害のまちでした。特に滝川沿いには製紙工場が多くあり、工業用水を川へ流している状況でもありました。その後、問題となり、改善されましたので、明らかに70年代の沼川、滝川から、現在、川は変化してきました。
 40年くらい前、私が通っていた原田小学校の遠足では、滝川沿いに田子の海岸まで学校から歩いて行きました。その時、川や港には白い泡というか卵のメレンゲのようなものが一杯浮かんで異臭を放っていた事を覚えています。子供ながら異様な風景だと思っていました。ちょうどその頃、「ゴジラ対ヘドラ」というこの地域での海獣として映画化されるほど公害問題となっていたはずです。その当時からすると考えられない位、水は浄化されてきていると思います。
 その結果、魚、野鳥、昆虫、が生息できるようになり、また整備(浮島が原自然公園等)もされ始めている中ではカヌーなどの水遊びも可能となってきた訳です。その流域での水辺の利用を、それぞれの角度から、今までの沼川のイメージを変えていこうと取り組みの中での話は大変興味深く聞けました。
 沼川プロジェクトにおいて多くの人が関わり、そして、流域及びさらに広い範囲で関心を持っていただける事は、本当にありがたいことだと思っています。私の住む地域では、水害の常襲地にあたり、沼川の改修を求めています。悪いイメージではなく、良いイメージとして変わっていく事がより、この問題の解決に繋がることだと思っていますし、水害以外にも環境的にも問題が出始めていますので光が当たる事は大切な事だと思っています。
(珍しい植物、黄色のヒキノカサ)(水辺の野鳥)(田圃には赤いじゅうたんが引かれています)

実際、東部地域は、富士山がきれいに見える場所としても有名で、良好な田園風景があり、自然豊かな湿地も広がる全国的に誇れる場所になれる所でもあります。今後の展開の中では、珍しいトンボのいる釣り場公園や、運動施設等もありますので、更なる広域的な取り組みも進めて頂ければ思っています。
 ぜひ、山田先生の言っていた東部全域で「富士市三分の一自然観察会」実践して頂きたいと思っていますし、その際は応援したいと思っています。

 実行委員長の同級生の渡井君が頑張っている姿を確認できて、嬉しく思うと共に今回のプロジェクトを進めていってもらった事に感謝申し上げます。

次の世代の「水道」の為に

「次の世代の水道の為に」という市で発行しているパンフレットを見て、新ためて議員としても、水道事業についての統合について真剣に考え取り組まなければいけない事だと思っています。

水は水道の蛇口をひねればいつでも水が出てくるものだと思っていましたが、多くの人の努力によって成り立って運営されている事が、議員になってから、より分かってきたと共に問題がある事も分かりだしました。もともと全国的にみて、富士市の水は美味しく、水道料金も全国で3番目に安い水準で水には恵まれた地域です。その水に関して、市で経営している水道事業の他に16の簡易水道組合がありましたが、5つの簡易水道組合が統合が進めれる事となり2つが取り組み後の3つも順次進められていきますが、残りの11の簡易水道組合あわせて、市の経営とは別に地域の役員さんで運営されている安価でおいしい水が提供されています。市の水道料金よりも簡易水道での水道料金はさらに安いです。しかしながら、簡易水道組合を続けていく上で、水道を取り巻く老朽化に伴う環境変化や地震等による災害の心配、後継者や技術継承の問題、運営に対する負担も多く問題を水道事業に抱えている状況でもあります。市で基本計画を策定し、11の簡易水道組合に対しての統合として、平成25年から平成32年までに事業費40億をかけ取り組むとしています。しかしながらそれだけの予算では到底賄いきれず、各組合での相当分の負担はあり、財政的な面からも進みにくい事が危惧されている状況だと思います。

実際、私の住む、増川地域は簡易水道です。また、浮島地区もそうですが、先週の土曜日にも、増川江尾簡易水道組合の第42回定期総会が開催されましたが、この地域の問題として、簡易水道の統合は避けられない問題として挙げられていました。それは、今回、定期総会42回と言う事は、簡易水道が始められてから42年の歳月が経っており水道管の老朽化は進んでいると思われます。また、運営面でも役員の成り手がなく困っている状況でもあります。でも、やはり、財政的な問題が一番にあり、簡単には取り組めないのが現状でもあります。
 この問題については、地域の皆さんで取り組まなければいけない事で、統合基準では水道使用者全員の同意を得るとされている等、地域の皆さんが理解をしてもらわなければならない事柄であります。議員としては、今後、財政的な支援として、助成金の拡大や統合基準の見直しを地域の役員さんと話しながら進めていかなければなりませんが、他地域での状況を把握した上で、やはりしっかりと勉強をして、説明をしなければと思っています。
(簡易水道統合推進協議会も立ち上がっていますので、その様子も伺いながら取り組めればと考えています)

あっぱれ「あっぱれ富士」

 富士市民でつくるよさこい演舞の祭典「あっぱれ富士」が18日19日の2つ日間中央公園で開催されており、日曜日に実行委員長が知り合いの滝尻さんでしたので顔を出しに行ってきました。

 
 

ものすごい人が集まっており、出店もでて、よさこいチームが中央公園のあちらこちらに陣取っていました。聞くところによると、県内外から59チーム1500人の踊り子が、本ステージを中心に公園内に作られた特設ステージでそれぞれの衣装と踊りを元気よくパフォーマンスを披露していましたが、毎年、参加チームを増え、それを見に来るお客さんも多くなっているようです。
 

また、つけナポリタン等のご当地グルメも出店しており、他地域から来ている人に対して、いい情報発信の場所でもあり、年々大きくなる市民が主体とするイベントしてはあっぱれと言う感じです。
 よさこいという全国的に広がっている仲間の輪はまだまだ大きくなりそうなです。
 

 参加者の中には幼稚園児だけのチームもあり、親はもちろんですが、おじいちゃんやおばーちゃんまでも応援に駆けつけてきているようで家族や3世代でよさこいで踊りを踊って参加している方もいました。どうせななら、「踊る阿呆に見る阿呆、同じアホなら踊らにゃ損損」という歌があるように、舞台で踊れるようなら楽しいだろうなと思いましたが、見ているだけでも結構楽しめました。不景気なだけに、元気よく踊って頂き不景気を吹き飛ばしてもらいたいものです。
 しかしながら、多くの人が集まる時にいつも頭を痛めている事は交通アクセスが悪い為、車での来場者が多く、駐車場の確保は難しい事です。ロゼでもイベントをやっているようで、車を置くところは、皆さん苦労しているようでした。

生涯青春

 
 幾つになっても、子供の時の思い出とは言うのは忘れないものです。また、年をとっても、その思い出を活かすことができる場がある事はうれしい限りです。


 富士地区のボーイスカウトの総会と懇親会が開催され、本年度より顧問という立場になりましたので、参加してきました。(途中、増川江尾簡易水道組合の総会で挨拶をしなければいけなかったので中座はしましたが)
 懇親会で、突然、挨拶をさせてもらう機会があったのですが、どんな時でも、スカウトのモットーは「備えよ常に」「いつも元気」ですので、喜んでやらさせて頂きました。
 

スカウト同志の懇親会でもあるので、即興で、各団、各隊で普段より活動でやっている、歌や芸の披露がありました。歌や芸を見ていると、子供の時にキャンプで歌った聞き覚えのある歌で、つい口ずさんでしまいます。いい年をした大人がボーイスカウトの制服を着て、合唱をしたりする姿をみていると、幾つになっても、青春ってあるんだなと感じずにはいられませんでした。また、それを、やれる場所があると言うのは、羨ましくも思い、次からは自分も参加できるようにしたいと思いました。
(ラトビアの大使は背が大きいです)

 シルバーウルフを返還した事により、友好関係が深まった、ラトビアの駐日大使も参加しての総会でもあり、大変有意義な時間を過ごすことができました。
最後はやはり、スカウト特有の
「イヤサカ、イヤサカ、イヤサカ」(ますます栄えよ)
を三唱して締めて解散したのですが、総会の前に参加した沼川プロジェクトでも、高村団委員長が、カヌーを体験したり、沼川で野営をするという話もしていましたので、生涯青春である事を思うと今後、スカウト活動をまた復活させようかなと思っています。
 

劇団「いず夢」と藤田さん

 現在も、テレビ、舞台、講演と幅広く活躍する女優の藤田弓子さんは、20年前から伊豆の韮山で暮らしています。東京生まれだそうですが、今は、第2の故郷、伊豆の国市で、自然と犬と共に森林浴を満喫しながら、釣り、ゴルフ、お酒、読書を楽しんでいるそうです。

 10年前、夫で放送作家の河野洋さんとともに、韮山時代劇場付劇団「いず夢(む)」を立ち上げました。そのほか静岡県生涯学習審議委員会の委員や国民芸術祭の委員を務め、地域の芸術文化振興の発展や活性化の活動にも尽力するバイタリティ溢れる素敵な女性です。
 藤田さんは座長として、演出家として、劇団を引っ張っている「いず夢」の劇団員は、学生、主婦、小学校の教師、保育士、介護士、整体師、トリマー、社長、理髪師、 歯科医など職業も年齢も様々であります。
 「いず夢」の劇を見る事と藤田さんの講演を聞く機会がありました。劇は、夫の脚本家の河野洋氏が創られた劇で現代社会を風刺しながら、教育、環境、福祉、まちづくり等の問題を取り上げた分かりやすく面白い劇でありました。その中で、「ゴミ捨て」と言う言葉が使われていたのですが、見ている方からゴミ捨てと言う言葉は不適切で、正しくは「ゴミ出し」であるという意見がありました。ゴミ捨ては不法投棄であり、しっかり分別をした中でゴミ置き場への「ゴミ出し」が正しいという話は、私も簡単に「ゴミ捨てをお願いします」と使っていたので言葉に気をつけようと思いました。

 藤田さんの講演では、多くの学ぶべき言葉がありました。
「上手くいかないとき程、真ん中の位置にいなさい。たとえばパーティーに出席した時も、隅におらず、中央のテーブルにいると運が開ける」

「目じりのしわは、どれだけ笑いのある生活を送って来たかを表すバロメーターで誇りに思わなければいけない」
「顔の表情筋は使わないと衰えるので、笑い顔を作る練習をする。笑いかければ人はよってくる」

「男の趣味は料理が良い。料理が上手い人は聡明な人が多い」
「人を誉めようと思う事、ありがとうという感謝の心を表すことがときめきに通じる」

「いつも、誰かにときめくことが友達を作り続けることになる」

「相手に喋らせるためには、勉強をしなければならない」

第一線で活躍する女優である上での人生哲学は勉強になりました。
 このような方が、静岡県知事になれば明るく元気な静岡になるのではないかなとふと思ってしまいました。

浮島の思い

「どうしても、東のはずれと言うイメージがあり、西の方ばかりに目をやらず、富士市で1番早く太陽が昇り、1番早く陽が当たる地域の浮島地域にも、行政の光が当たるように、各種要望等を今後ともお聞きして頂きたい」
と浮島3町内の新旧区長さんが市長への表敬訪問の際にお願いを致しました。


 浮島地区は、1年交代で役員が変わっていく地域ですが、毎年、新年度に関係部署へ挨拶周りをします。私も、1番東に住む議員として行政のパイプ役でもある為、同行させてもらったのですが、
市長は、
「東の方への取り組みに対しては、不安もあるかも知れませんが、先日も念願の破口橋も完成し、当然、平等に光があたる事を進めていきますので、たとえ時間はかかろうとも要望等はしっかり取り組み進めていきますよ」
と言うご返事は頂きました。私もその言葉を現実的に進める為に、しっかり、行政のパイプ役を務めようと思っています。庁舎を上り下りし役員さんもちょっと疲れ気味のようでした。

 多くの部署を回る中で、廃棄物対策課において、今、ゴミの不法投棄が増え始め、田圃の畦道にゴミ袋が散乱し始めている事が、目立ち始めたのでとりあえず看板の設置をしたいとの事でした。実際、私も、土地改良区を自転車で走ってみると、ゴミ袋が散乱しています。分別収集が始まり、それを実行しない人たちが車できて捨てていくようです。
 以前から、すでに沼津では分別をやっている為に、沼津に近い船津地区には、沼津から来る方がゴミを捨てて行って困っていましたが、富士市でも分別収集が始まり、余計にゴミが捨てられる恐れがあります。不法投棄の看板は5種類あり、町内でも団体でも申し出をすれば頂けるという事でしたので、その場で10枚を頂き、帰り次第、設置をするそうです。
 本日の新聞に、東部土地改良区への産業廃棄物の不法処理で逮捕の記事がでていました。すぐ近くでは、未だに、廃車の車の山が撤去されない状況です。

 浮島土地改良区では、農地・水・環境保全事業として「はるやま21」を立ち上げました。農家と地域、学校、各種団体が連携して、良好な田園風景を守っていく訳ですが、東外れの田園地帯と言う地域なので、家電製品等も捨てられており、今後、行政もゴミや産廃が増えないよう看板設置以外にもしっかりとした対策を考えていかなければならないと思っています。

 私も、多くの要望が出されているようでしたので、東の地域の浮島の思いを少しでも形にできるよう、区長さんと連携し取り組んでいきたいと思っています。

凡事徹底

 商工会議所と地域のパイプ役を担う、平成21年度商工振興委員の委嘱式が行われ、再任、新任合わせて99人が委嘱され、私もその内の1人として委嘱状を頂いてきました。


 
 毎年、その際に講演会が開かれるのですが、本年は、100年に一度とい未曾有の不況という状況を踏まえ、日本銀行静岡支店の武藤清支店長が「経済の展望と課題」について話されました。
 サブプライムローンに端を発した金融恐慌が世界的な不況を生じさせ、非常に厳しい状態である事は、多くの方が実感している事です。昨年末、また年度末と県内においても、良い状況ではなく、一刻も早い景気の底入れが待たれている訳ですが、データで示されるものは、今までにおいて、最悪の数字が示されており、深刻さは増しています。
 武藤支店長は、設備投資などはせずにキャッシュを確保しながら、長中期的な展望を持ちつつ、今をしのぎ、ピンチからチャンスに変わる機会を待つとし、このような時だからこそ、当り前の事をきちっとこなす仕事に徹する「凡事徹底」の大切さを訴えていました。
 「凡事徹底」いい言葉であると思います。でも、本当に困っている会社にとって、言葉だけでは救われません。確かに、朝の来ない夜はないと思いますが、実際、私の知り合いの会社でも、年度末で倒産や廃業があります。仕事を続けたくても、できない状況であり、振興委員もそうですが、各種団体の役職も受けられなくなってしまった会社もあります。今をしのぐことができない会社が増えている状況においては、「凡事徹底」も理想論のような気もしてしまいました。
 でも、議員としては、当り前の事をきちっとこなしながら、一歩一歩実績を積み重ねていく大切さを充分に感じています。

 急いで、商工会議所に向かう途中、車が溝に落ちている光景に出くわしました。知り合いの方ではないか、気になり、車から降りて確認に行きましたが、すでに運転されている方はいないませんでした。
 何事も焦らず、慌てず、事故を起こさないよう気をつけなければと思いました。

次に目指すものは。

 

 3月21日をもって終了した、県で行っていた第7期まちづくりリーダー養成講座の修了証が年度初めの4月1日に、県から送付されてきました。

 議員という立場もありましたが、一年間それなりに忙しい時間?を割いた中で、途中でなげださないで何とか続けて終えることできました。
 
 先日、県庁で行われた修了式には出席はできなかったのですが、改めて、送られてきた修了証を手にして、嬉しく思っています。修了証以外に送付されてきた資料をみると、この講座においての単位を20単位認定するとありました。
 知らなかったのですが、「しずおか県民カレッジ」と連携講座である為、今後、所定の単位を取得すると「ふるさと学士・博士」等の称号が授与されるとなっています。
この称号は、大学の学士課程や博士課程を修了して認定される学位とは異なるものですが、生涯学習の目標としての称号だそうです。ですから、生涯にわたる学習を目標にしての大学の称号であり、卒業もありません。
 せっかく、まちづくりリーダーで単位もいただけたので、次には、「ふるさと学士」を目指そうと思っています。ただ、時間はかかるとは思いますが、卒業もないという事ですから落第も退学もないと思いますので、生涯にわたり、自分のできる範囲で今後も取り組んでいこうと思っています。
 いくつになっても、勉強をしていかなければならないと感じています。

天皇御即位20年と私の名前

 気になる事なんですが、私の名前は、丈仁(たけひと)と書きます。
紹介される時や初めての方には、名前をちゃんと読んでくれない事がよくあります。

 ふみひと・ぶんじん・じょうじん等と読まれ、その都度またかと思いながら、「たけひとです」と言い直していますが、議員になった今も良くあります。
 名前を説明するときには、「天皇家ゆかりの仁が入っている名前であり、高貴な名前です」ともっともらしい話をすると、皆さん「道理で皇室系の顔立ちをしている」と良く分からない返答が返ってきます。
天皇家とは縁もゆかりも多分ない訳ですが、ただ、私の叔父さんは、すでに亡くなってしまいましたが、富士市においては、珍しい、学習院時代の天皇陛下とご学友でもあり、かって、富士市に天皇が来られた時も、お会いしています。
 私は、直接は関係無いのですが縁あって、27日静岡で、神社庁が中心となって開かれた「天皇陛下御即位20年奉祝式典」に参加してきました。2000人以上の関係者が集まった式典でしたが、昭和から平成になり、当初は違和感があったもののすっかり馴染んでしまい、20年経った時間の早さを改めて感じました。皇室においては、問題もあると思われますが、、天皇皇后には、健康に留意され、1日も長く在位して頂きたいと思っています。

 本年、天皇陛下は、今年、1月7日に即位20年、4月10日には皇后さまとの成婚50年という節目の年でもあります。 また、政府主催の即位20年記念式典が11月12日に予定されているそうです。
 高貴な丈仁(たけひと)と名前が付いている以上、勝手に私も、名前に恥じないように、しっかりとしたたち振る舞いに気を付けなければと天皇御即位20年に際して改めて思っています。
 でも、丈仁(たけひと)と言う名前間違わないで覚えてくださいね。

和久田会長の挨拶


 市P連の和久田会長は、女性ではありますが、様々な分野で活躍をされている多才な持ち主で、尊敬できる方の一人でもあります。

 その和久田さんとは、商工会議所青年部で活動を共にしてきたのですが、和久田さんが残念な事に、今年で商工会議所青年部を卒業する時が来てしまい、昨日は、卒業送別会が開かれました。
(本年度の卒業者の面々)
 卒業者として、壇上で挨拶に立ち、昨日は、市内小中学校の卒業式が開かれた中においては、当然、市P連の会長として、卒業式で挨拶をしてきており、卒業生に送る挨拶と言うのは用意してあったものの、自分が卒業と言う立場での挨拶は用意していないと言いながらも、さすがに場慣れしているだけあって、心に残る挨拶をしてくれました。
 和久田さんは、自動車関連の会社の社長で、現在の大変厳しい状況の中においては、ダーウィンの進化論の言葉を用いながら、

「最も強いものや賢いものが生き残るのではない。最も変化に敏感なものが生き残る。」

とし
現況の環境を耐えながらも、自動車の軽量化やエンジンからモーターへ切り替わるエコへのシフトに対応すべく取り組みを進めていくという経営者としての理念をしっかり持ち、更に、先代から言われた、

「花の咲かない冬の日は、下へ下へ根を伸ばせ」

と言う言葉を改めて思い出し、厳しい時だからこそ、今は、しっかり根を下へ伸ばしながらも力を貯え、必ず花を咲かせられるようしなければいけないと話されましたが、その話を聞きながら、自分自身にも当てはめ、耐えながらも変化に対応していかなければと感じずにはいられませんでした。さすが、市P連会長であって、女性社長として、また親としてもしっかりとした考えを持っている事には感心せずにいられないと共に、元アナウンサーと言う経歴を持っているだけに、挨拶は勿論のこと、話し方も素晴らしく、説得力もあり感動してしまいました。
 私も何かの席で、この言葉は、使いたいなと思っています。
でも、本当に、即座に場に合わせた中で、いる人の心をつかむ話術は、素晴らしいと改めて感心しています。

素敵な、和久田さん、また、本年卒業なされる、清さん、船村さん、塩川さん、商工会議所青年部ご卒業おめでとうございます。

まちの風景が変わってきています。

 富士市の顔づくり構想推進事業が昨年より始まっていますが、行政が進めていく富士市の顔は、JR富士駅周辺だそうです。
 今、まちの風景が、ずんずん変わっていきます。

車で走っていても、今まであった、建物があちらこちらで解体されています。

 昨日も何気なくふじさんメッセ前を通り過ぎると、市で取得した、日本製紙さんのタンクが壊し始められていました。

 吉原の街でも、吉原のエンチョーがある前の、明治製紙さんやひのやさんがあった場所は、すでに建ってた建物が解体されており、街がすっきりというか、今まで何が建っていたのかちょっと考えてしまいます。この地域には、色々な商業施設が建設されると噂されていますが、大型商業施設が出来る事により、人通りも変わり、吉原の中心地も変わってしまう恐れもあるような気がします。
(明治製紙さん跡地)(ひのや・マキヤさん跡地)

新たに商業施設ができていく中では、公共交通も人の流れが変わる上で、しっかり把握して計画して頂かなければならないと思っています。今後、どの施設に関しても、大型駐車場を兼ね備えた施設を建設するでしょうから、車の渋滞などいろいろな問題が生じる事が考えられます。今でさえ、交通渋滞しているのですから、車を使わなくても利用できるように考えて頂きたいと思います。
また、私の子供の頃は、デパートのような存在であった星一ビルも解体され始めており、解体後は何が建つのか、話題になっていますが、明らかにまちが変わり始めています。

スクラップアンドビルドで新たに違うものが出来るのでしょうが、出来るものにより、まちの雰囲気も変わり、人の流れもかわります。まちにとって、賑わいが出来る事は大切ですが、昔からある商店は、ますます生き残りが大変な時代でもあるとおもっています。

 富士市の顔となるべく、JR駅周辺の富士駅前のパピーは取り壊す予定は、今はどうなっているのでしょうね・・・・?
 

ふじさんクーポンと給付金

 定額給付金に合わせ、あちらこちらの自治体において、給付金を地元への消費を促すためにプレミアムを付けた期限付き商品券を発行する事に取り組み始めています。

 富士市でも、商工会議所を中心に富士市消費促進事業実行委員会が立ち上がり、10000円で11000円の10%プレミアムがついた「ふじさんクーポン」を6万セット、4月20日より販売する予定です。
 購入方法としては、事前に世帯配布された引き換え金を持参した市民に商品券を販売する事になっていますが、6万セットしかないので、詳しい詳細については、実行委員会で現在検討がなされており、早急に対応されると思います。本日、商工振興委員会が商工会議所で開かられるので詳しいことが分かり次第お伝えします。
定額給付金については、3月16日に住民基本台帳に登録されている市民へ、内容が書かれた申請書が送付され、その後3月18日から9月18日まで申請書を提出すれば、定額給付金が振り込まれます。気になる振込開始は、4月上旬より始まるとされていますが、あちらこちらで、定額給付金に関しての物議はあったものの、貰えるものは早くしろという要望も多いようです。
 相談及び受け付け窓口を市役所の1階、以前、食堂があった場所に設置し、朝8時30分より19時まで開設し始めます。また、専用の電話での対応もしております。定額給付金専用ダイヤルとして55−2912です。分からない事があったら、電話若しくは相談窓口へ行ってください。
いずれにしても、未曾有の景気低迷であり、一刻も早く不況を脱出してほしいのですが、未だ光は見えない状況であると思っています。富士、吉原の飲食店によっても、お客さんが激減しているというお話を聞きます。
「金は天下の回りもの」と言われる以上、消費をしなければお金が循環しなく景気も停滞してしまうので、政府の景気浮揚対策であるので、少なくとも定額給付金については、すぐに使いきる事はしてもらいたいと思っています。
 ちなみに、よく「議員は給付金を受け取るのか」と聞かれますが、お金を受け取らなければ、国へ返還され、返還されたお金は何に使われるか分からない以上、地元への景気対策として考えるのであれば、少なくとも地元消費を促す事を実践する為に、すぐに申請し貰ったものをすぐに使うことに私は決めています。

追伸、
4月5日の「広報ふじ」で告知と購入申し込み案内を、町内会を通じて全戸配布します。購入できるのは1世帯3セットまでですのでお早めに購入をしてください。

英語活動導入の意義は

小学校英語活動の意義は?
英語が苦手な私にとって、自分が英語を喋る事ができず、外国人を見ると目を合わす事も出来ない状況で、英語を習得できなかった分、逆に、平成23年からの小学校5,6年生の外国語活動としての英語授業導入に際しては興味をもっています。

 英語授業導入に関しては「美しい日本語が話せることが先決」とか「もっと、日本語教育に力を入れるべきだ」という声は以前より多く、今でも英語導入を反対する声はあります。
反対する意見には、大きく3つあり
1、数値による確固たるデータがないとし、導入する事で児童のどのような面が向上するか不明である
2、小学校の教員は英語指導の経験が少なく、しかも専門的知識がかける。このような教員に英語を学ぶことにより、英語嫌いになっては、中高と続く英語教育の障害となる
3、財政難による小学校への支援が乏しく、小学校の教員に無理難題を強いる事になる
反対論も強く挙がってはいたものの、導入される中で、小学校英語は何をめざしているのか、早く始める事のメリットはなにか、コミュニケーション能力を伸ばすとか、語彙数をより増やすとかきれいな発音を身につけさすとかあるが、一番の目標はなにか?
答えとしては、
今回の外国語活動は、「聞く事」「話すこと」などの英語運用能力向上を図るものではなく、早期導入の狙いには
1、小学校の柔軟な適応力を活かすことによる英語力の向上小学校の段階では音声やリズム柔軟に受け止める事がてきしていること、音声を中心とした英語のコミュニケーション活動やALTを中心とした外国人を中心としたスキル面を中心とした英語力の向上
2、小学校の段階では、言葉や文化に対する関心を高める事に適していること
 
3、グローバル化の進展への対応
次世代をになう子供達への国際的視野をもったコミューニューケーション
能力の育成
4、 教育の機会均等の確保
英語授業においてのばらつきがあり、教科として英語教育を実施している学校が増加している事を考慮すると、教育の機会均等の確保と言う観点、中学教育に円滑な接続を図る観点、中学に入学した時に共通の基盤がもてるよう必要な教育が求められている。
以上の事が導入の狙いでもあり、意義でもあります。
しっかりとした、外国語活動の意義を理解した中で、親は過度の期待をせずに、小学校教育を歪めたり、子供に競争心をあおるような事をしないようにしなければなりません。また、今後移行措置期間の間で、教師、生徒、父兄の不安を払拭して、急がずに、英語授業を導入をしてもらいたいものです。

 2月議会一般質問
「小学校外国語(英語授業導入)について」の質問内容の一部です。

放課後児童クラブ障害児サポート制度を求めます。

 2月議会での一般質問においての1項目の「放課後児童クラブでの障害児受け入れ」についてですが、
 私が行政へ求めたいものとしては、

 今後益々、放課後児童クラブへのニーズが高まり、発達障害児の増加が見込まれている中では、子育て支援の拠点の充実を図る上でも、子供を安心して育てる健常者と障害者にやさしい社会環境づくり(ノーマライゼーション)を推進する事が大切であると思っています。

 現時点の放課後児童クラブは、障害児受け入れに際しては、民営であるので財政的にも苦しく、また、専門的知識も乏しい状況では、運営に不安を感じずにはいられず、受け入れに対しては苦悩しています。今後、障害児、特に経度発達障害児が増加していく場合、受け入れは出来ない状況であり、またたとえ、預かったとしても、パニックを起こしたり、なだめたりする専用設備や専門的な知識を持った指導が求められる中では、事故を起こしたりする危険性もあります。民営であるが上に、何かあった時の責任問題には対応ができないとしえ、それに際しては、市独自の対応や支援策が求められています。
 他の自治体においても支援策はあるようですが、例えば「逗子市では、障害児の利用があった場合、障害の程度により指導員を加配すること。なお、障害児の受け入れに関し加配する指導員の賃金は、別途変更契約により障害児1名に付き年額835,000円を支払うと規定してあります。」と言うように財政的にも支援していかなければ、指導員も充実ができません。ですから、富士市独自の障害児サポート制度を作る必要があると思っています。
 1、具体的には、障害児支援ができる指導員資質の向上が必要でありますが、講習を受けたり、勉強を進めてもらうには、それなりの報酬制度を確立しなければなりません。現在の障害児の受け入れとしての、国、県、市より補助が1学童につき192万1000円と言う支援だけではなく、更に上乗せ助成をする。複数の障害児を受け入れる場合は、専任の指導員を配置した場合、専門的指導員を補充しなければいけないので、その経費を補充する事で障害児の対応を充実させなければならない。
2、補助金の上乗せができないのなら、市で雇い入れた、専門的な指導員を派遣させるようにしていく。

3、現在も行っているが、障害児専任指導員の研修会を更に開催する。(年間6回程度)
専任指導員への相談窓口の設置
4、 支援制度が整った学校や療育センターの連携を密にした放課後児童クラブでの協力体制の充実を図る
以上のような事を盛り込んだ障害児サポート制度を作り、各地域の放課後児童クラブにおいても障害児を受け入れられる体制を作り上げていく事を進めて頂きたいと思っています。

 放課後児童クラブにおいての課題は多いと思われますが、富士市においての施設整備や、一早い、市でのガイドラインの策定は一定の評価はできます。今議会において、運営委員長で組織された、連絡協議会において、問題点を挙げるアンケートを実施するといっているので、ぜひともその際にも、障害児サポート制度を確立させてもらえるよう意見として出してもらいたいと思っています。

堰(せき)水門???石水門。

 
 須津川で予てより要望していた、浚渫がはじまっています。

 水害常襲地として、有名になった東部地域においての河川、須津川、江尾江川、春山川の浚渫を県土木へお願いしてあったのですが、とりあえず、沼津線付近の須津川の浚渫が始まり良かったと思っています。
 昨日ある会合で、船津の方から、
「春山川の浚渫してもらいてゃーっや。東小学校の辺が溢れたらてゃーへんだで」
と言われました。昨年10月頃だと思いますが、浮島の区長さんに言われ、県土木へ出かけ、所長さんにはお願いしてきてはありますが、現地を見た判断としては、川底の三分の一まで土が溜まっていないと浚渫の基準ではない為に現状では、様子を見ると言われており、雨期までに変化があるようであったら浚渫を行うという見解を貰っています。説明はしてあるのですが、また、議会終了後、県土木には行ってこようとおもっています。
 施政方針質問の中で、東部地域の河川改修として沼川、放水路等の改修整備が求められていましたが、私も、東部の議員としては、この事については、取り組んでおり、今回の答弁で、私は、今、県で作成している河川整備計画に沼川の早期改修を含めた中で、海への水の流れを良くする為に、田子の浦の石水門の抜本的な工事を求めていると解釈したのですが、某新聞社の記事では、堰水門拡幅工事と書かれると堰(せき)を広げる水門の工事、と言う解釈ができ、ちょっと違うような気がします。(そのように受け取れる記事でしたが・・)

 水害問題の解決においては、県で策定している、富士南麓河川整備計画においては、石水門の拡幅工事なくして根本的な解決はされない中では、ぜひ組み込んで頂き、沼津の高橋川の改修と新放水路と同時に、取り組んでもらいたい課題でもあると私は判断していたのですが・・・市の要望もそうだと思っていた私の解釈が間違っているのでしょうか?市長の本意は、議会が終了した後、ゆっくり確認しようと思っています。

質問が始まってます。

 5日より施政方針に関する代表質問が始まりました。2月議会での質問者は27名と多い為に、ぎっしり予定が組み込まれてのスタートです。

 予定で行くと、6日7名、9日7名、10日7名と毎日、終了が午後7時近くなる事が予想されます。私も、9日月曜の2番目の登壇ですので、午前11時が予定となっていますが、できるだけ、簡潔にやりたいな思っていますが、いざ、議場にに立つと、変なスイッチが入ってしまい、思うように進まない事がありますので、なるべくその辺は注意したいと思っています。通告してから日があるので、質問に対しての集中が持続できない為に苦労しています。
 5日の答弁では結論がでていなかった新ごみ処理場の稼働を27年を目指すと表明がされましたが、当初予定より延びている懸案事項でもあり、今まで明らかにされていなかった事が出てちょっとびっくりしました。
 本日は、私の所属する会派の3名が施政方針に対する質問に立ちます。会派を代表しての質問ですので、いつも以上にしっかりと聞かなければと思っています。私の一般質問もそうですが、前回より、インターネットで配信もしていますので、よろしかったら、見てください。
(議会中ですので、寝ないと辛いですのでブログも短めです。あしからず)

間伐材の有効利用としてのペレットストーブ

 
 間伐材の有効利用としてペレットストーブが注目を集めています。寒冷地でない富士市では馴染みがまだあまりないようですが、私の子供の時からの知り合いのアイワさんで取り扱い始めました。

 森林資源の循環利用を考えると、森林づくりの過程で出る間伐材や、伐採時に生ずる残材などの資源を有効に活用することが大切です。その新しい活用のひとつがペッレットストーブによる「木質バイオマスエネルギー」としての利用です。
 
 木質バイオマスエネルギーとは?
 バイオマスとは、動植物由来の有機資源・生物資源のことで、木質バイオマスには樹木の枝、葉、幹や根などが含まれ、これらを燃焼させて得られるエネルギーが木質バイオマスエネルギーと呼ばれています。

 日本では古くから薪や炭の形で木質バイオマスエネルギーを利用してきましたが、最近では、木質のペレットやチップを燃料とするストーブやボイラーが改良されてきているほか、発電設備の実用化に向けた取り組みが進められています。

 木質バイオマスエネルギーの利用は、再生可能な木材の有効利用の促進、地球温暖化の防止など循環型社会の形成に寄与すること、さらには新規雇用の創出など、地域産業の活性化の面からも大きな期待が寄せられています
(固形燃料のペレット)
 
 木質ペレットは燃料として環境にやさしいといわれています。ペレット生産は、木の利用価値を高め、里山の再生につながるなど、近年注目を浴びています。暖房器具はその性質上CO2を排出しますが、ペレット燃料の原料である木材は、その生長にCO2を必要とするため、CO2のサイクルが生まれます。石油等の化石燃料に比べてクリーンで、環境にやさしい燃料なのです。

 しかしながら、ペレット製造は間伐材や樹根の消費拡大のために何度か普及の試みがありましたが、いずれも失敗に終わってきた経緯があります。2000年代に入り、地球温暖化問題、原油価格高騰、廃棄物処理経費の増大などの背景もあり、徐々に普及が進み始めてきました。とりわけ寒冷地での普及が顕著で、日本のペレット先進地である岩手県や原油価格高騰で痛手をあった北海道ではペレットストーブ販売量が急速に増えている状況です。機器の購入に助成金を出す自治体が増え、一般家庭でも導入しやすくなった事も増加の一因とされているそうです。

 アイワさんの展示場には、おしゃれなペレットストーブがあり、火を見ていると、子供の頃、キャンプファイアや焚き火をしたりした事が思い出されます。炎のある生活というのは、温かみと優雅さを感じながら心豊かな気持ちにさせてくれるので、購入したい気持ちにはなります。
 今後、富士市においても、環境への配慮や森林管理として、間伐材の有効利用として施策としてペレットストーブへの補助金導入や公共施設へ利用などが検討される価値は十分にあると思っています。

今回の質問は?

2月議会の施政方針質問及び一般質問が3月5日よりスタートいたします。

 質問者の数は27名と割り振りが気になるところですが、多分、3月9日の午前中ではないのかと思っていますが、2月24日に質問通告をした後、日が開いてしまうので、緊張感が持続できず、その間に色々な事をやらなければいけない為、勉強をしていた事を忘れてしまいそうで、質問日に合わせ、再調整をしなければなりません。
 今回は、次の2項目について質問をしたいと思っています。
1、放課後児童クラブでの障害児の受け入れについて
2、小学校外国語活動(英語授業導入)について
ですが、1項目目の放課後児童クラブにおいては、女性の就労と核家族化が進む中では、学童保育が、子供の学校終了後の居場所として重要になっています。今回、新たに浮島に設置されることにより、市内全学区に設置されることになりました。しかしながら、運営に際して、多くの問題点も指摘されており、その中の1つとして、特に増加している発達障害児の受け入れについて質問をいたします。
 これに関しては、他の先輩議員も取り上げているようでしたので、事前に確認に行くと、その先輩議員は、この関連に関しては非常に知識もある方で、
「多くに人が取り上げてくれた方がいいのよ、関係している所があったら、私は、荻田さんの言った事を聞いてから、言わない事を補って言うから」
と言ってくれました。
 会派は違うのですが、やはり、結果として、よくなる方向に進む事が大切であるので、誰が言ったのではなく、どうしたら良くなるか考えると、見方や視点が違った私も質問をする必然性はあると思っています。
 また、2項目目は、2011年に完全導入される小学校の英語授業に関して、市としての意義や導入スケジュールを明らかに示して頂き、現場(教員)や父兄の不安を解消した上での導入をすべきと思い質問をいたします。
賛否両論もある問題でもある以上、英語嫌いの私もしっかりした形での導入をして頂き、英語嫌いの子供を作らないようお願いしたいと思っています。
 ちなみに、先日麻生首相は、オバマ大統領と会談していましたが、日本語の読み書きは苦手のようですが、英語は堪能なようです。
 いずれにしても、以上の2項目を質問いたしますので、時間はありますので、しっかり作戦は練りたいと思っています。

21年度施政方針

 鈴木富士市長の施政方針演説が、本日の午前中、1時間かけて行われました。聞いているだけで、自分が喋っている訳ではありませんが、喉が乾いてしまいました。
 
 それを受けて、各会派において、急に慌ただしくなりはじめました。しっかり施政方針を吟味し、市長の21年度の市政運営に対しての質問を通告しなければならなく、私の所属する会派でも、会長、副会長、幹事は質問者である為に、各分野を決めて精査し始めました。

 さわりとしては、市長は2期目の仕上げの年に向けて、理解と協力を求めながら、日常生活や将来について不安の解消が今まさに自治体としての真価が問われる中で、新年度を「こころ豊かで活力ある富士市づくり拡充の年」と位置付け3つの施策を挙げています。また、行政の責務は最小の経費で最大のサービスを提供することであり、厳しい財政状況ではありますが限られた財源を「選択と集中」により重点的、効率的に配分を行った予算編成がされているとし、就任以来一貫しての「市役所が変わればまちが変わる」との認識のもとに全職員が緊張感をもって職務に専念する風土を作り上げ「市民に軸足を置いた市政」を展開してきたので引き続き本市の限りない発展に向けた基盤づくりを進めていくとしています。

 詳しい内容は明日の新聞に全文掲載されるでしょうから、じっくりと読んで頂ければと思います。

 1時間にかかる演説は聴きごたえもあり、市長の思いもわかりますので、私たち議員も真摯に施政方針に対して、理解を深めたうえで、市民の立場になり替わり、議会や委員会でチェックをしていくつもりです。

 本日の議会も17時までと、長時間の議会となり、その後会合に出席してから、家に帰ると10時過ぎで、勉強する時間がありません。でも、本日の復習と明日のために予習をせねば・・
 

ワークライフバランス

f−Biz主催の「世界を女性がリードする!ワークライフバランス・女性の活躍推進」という地域活性化セミナーにおいて3人の素敵なパネリストの話に聴き惚れちゃいました。

 今回のセミナーでは、ビジネスエリアにおいて、今後女性が更に自己実現をする為に必要な男女双方の考え方働き方生き方について考える機会として開かれましたが、各界で活躍する輝いている女性の3者3様の話は非常に興味深いものがありました。
 3人の話の中で「ワークライフバランス」という言葉が使われていましたが、これは、仕事を充実させつつも一辺倒ではなく、ワーク(仕事)とライフ(私生活、育児、家族・友人関係、地域社会とのかかわり、など)とのバランスをうまくとって、より充実した人生を過ごそうという考え方です。1990年代頃から欧米で浸透しはじめ、日本でも近年よく紹介されるようになってきた概念ですが、日本女子大の大沢教授の説明だと、日本の正社員の働き方は男性中心であるので、女性が正社員としての両立図っていくという事がワークライフバランスの意味するものでなく、ワークライフバランスの意味として、2つの意味合いとして、東京スター銀行のダッチ頭取の話を引用し、「4つボール」(仕事・自分・人間関係・社会貢献)を持つという事の大切さを説明してくれました。仕事をしていく上でその4つのボールをバランスよく持つことが重要でそれにより、様々な所で活動していく上で相乗効果が働き始めるとして、続けていく事によりプロとなっていき、自分の雇用は自分で作り出していく事ができるようになっていくそうで、自分で進んでいく事が分からなくなった時は、4つのボールを思い出す事が必要であるとしていました。
 また、もう一つとして、「足るを知る」と言う言葉のとおり、今の社会においての欲求が増す中では、それに引きずられてはダメとし、仕事においても、ここは自分でやり、この部分は人に任すと言う事が出来、これで我慢していいという事を知る事が大切で、人とは違うという事を武器にしながら、自分にはこういう強みがあり、弱さがあるという自分を知ってそれを信じて、仕事をしていくという事であるという2つの説明してくれました。
 

 最後に、3人が言うやりがいのある生き方としては、
大沢教授(日本女子大学教授):自分で行動していく。リーダーになるという事は、他人を信じることであり、自分を好きになる事である。存在そのものが好きになる事が必要で、劣等感も魅力とし完璧でないから成長があるとする

野村浩子氏(前日経ウーマン編集長):柔軟性と能動性が重要で、柔らかな発想をもって行動する事がラッキーを呼び込んでいく

藤沢久美氏(シンクタンクソフィアバンク副代表):生きている事が幸せだと思う事。女性の役割は大きく、女性達が少し意識を変える事も必要である。つまらない男と付き合わない。また、つまらない女にならない。

 素敵な女性3人の話には説得力と人を引き付けるオーラが流れており、2時間のセミナーがあっという間に終了しましたが、f−Bizの小出さんの凄さはやはり、この3人の講師を呼ぶことができる人脈の広さである事であるという事がよく分かりました。

ぐるり富士・伊豆桜道

 

 魅力ある桜の名所づくりで「ぐるり富士・伊豆桜道」を掲げている記事が、20日の富士ニュースに掲載されていました。それを読み、思わず、複雑な気持ちになりました。

 この桜で名所づくりに関しては、ちょうど昨年の2月議会で取り上げた事ですが、富士市においても大々的に取り組んで頂きたい事を質問いたしました。しかしながら、当局答弁ではその取り組みに際しては消極的で、私が提案した、こどもの国への植栽も難しいという返答があり、がっがりしたことを覚えています。
 それが今年、県が策定した「桜で彩る富士の景観づくり構想」において、新たな桜の名所づくりの場所として富士山こどもの国が盛り込まれていました。私も、昨年の2月議会での私の発言を議事録の確認したのですが、

「こどもの国に関しましては、今までも懸案事項であるという、県に今まで委託して、また指定管理者でこどもの国も運営されているという事情もありますが、市で、富士市の財産であるこどもの国の場所も、今後そういうことも考えた中で桜で彩る名所づくりというものも検討していただかなければいけないのかなと、私は思っております。
 富士山麓に、桜の名所、桜で彩るような場所があるということは郷土愛にもつながりますし、またそういうものを植林していくということが、誇りを持てる、また愛着のある、市長が昨日以来申している風格のあるまちづくりにも通じていくことだと思っております。ぜひとも、今回のこの桜で彩る名所づくりというものに関しましても、富士山世界遺産が本当に進んでいくという中で、富士市ももっともっと積極的に取り組んでいただくということをお願いしたいなと思います。
 富士市が、日本一の富士市になっていくような、そんな思いを込めて今回これを質問させていただきましたけれども、先ほどのお話のとおり、なかなか難しいという部分もありますけれども、こどもの国の土地を含めた中で、今後しっかり県と共同して考えていっていただくことを要望して、2項目めに移らせていただきます。」(20年度2月議会議事録抜粋)

 当局答弁において、こどもの国も提案させて頂いたのですが、こどもの国への桜の名所づくりも答弁ではお答えして頂けなかったので最終的に要望と言う形でしめくくりました。でも、1年が経過した中では、今回の県の策定の中で、富士山周遊桜道にこどもの国も新たな桜の名所づくりに加えて頂いた事は、結果的には私の望んでいた場所の1つでもあり、当然、あの後、市当局も検討の上動いてくれたと思いますが、私が求めていた事が進んだ事は1年経ってからでしたが喜ばしい事でした。

 今後、富士山静岡空港の開港、富士山世界遺産への登録と進んでいく中で、富士市でも観光産業に力を入れる上で、もっともっと、市も積極的に、この事業に対しては取り組む姿勢を示してもらいたいものです。

2月議会突入

 いよいよ本日より2月議会が開催されます。

会期日程は本日16日より、3月23日までの36日間で長い会期となりますが、補正予算に始まり市長の施政方針が発表され、その後21年度の予算審議、施政方針への質問及び一般質問と内容が濃い、最も重要な議会が開催される訳です。(もちろん、すべての議会が大切ですが、特に2月議会は重要とされています)
 ここのところ急に暖かくなり、花粉が舞い始めているようで、目は痒く、鼻はぐしゅぐしゅ、くしゃみは出ると言う状況で体調が芳しくありません。集中力がなくなってきているために、議会突入前に薬を飲み、少しでも体調を良くして臨むつもりです。
 長い会期だけに、十分に体調管理に気をつけ、36日間を乗り切りたいと思っています。

 議会が終わる頃は、もう春の景色に様変わりしてしまうと思われますが、議員になって季節の移り変わりは、年4回ある会期の開催、閉会によって知るようになってきました。
 36日間、息切れしないよう頑張ります。

動く公共施設

 

 富士市が導入に向けて取り組んでいる新交通システムである線路と道路が走れるDMVに試乗できる機会が富士市公共交通フェアであると聞いて行ってきました。


 しかし、ふじさんメッセの周りを走っただけで、線路に乗り換えがなかったので、感想はというと「バスだった」と言うしかありません。やはり最大の特徴であるモードチェンジした形での試乗ができなかったのは残念でしたが、公共交通フェアが行われる事は、公共交通の意識啓発にもつながるモビリィティマネジメントとしても大切な事でもあると思います。
 都市交通施策として、新富士駅と富士駅を結ぶ最優先課題の解決をもとめらる中で、線路と道路を走れるDMVは最小限の投資で最大限の効果があると判断され、東西交通の基軸としての新交通システムとして取り組みがはじめられています。 
 富士市は車がなければ生活がしにくい街でもあります。近くに行く時でも車を使う生活に慣れてしまっており、その結果、深刻な公共交通の衰退が進み始めています。岳鉄にしてもバスにしても利用が減っているのが現実で、バス路線も廃止も行われ始めました。車が無くなったら生活ができなくなってしまう事が考えらる為に、公共交通の充実が図られなければなりません。
 
 公共交通は民間の営利事業であるという認識がまだまだ主流でありますが、急激な都市化や地球環境問題の深刻化などを考えますと、単なる事業者への赤字補填から都市基盤の整備へ考え方の転換を図ることが必要であると考えられ、このことを、富士市では公共交通は動く公共施設であるという言葉で表現をしています。
 しかしながら、危惧されることは、交通体系を整えただけでは、不十分であり、導入した当初は利用されても、その後、思ったほど利用されないという事が考えられます。それは自治体が計画的に走らせてくれ、赤字が出ても補填してくれるという感覚になってしまうと、乗る為の工夫がされていかなくなり、住民ニーズから離れてしまい衰退してしまう恐れがあります。

 市民の暮らしの足を確保し、さらに生き生きとした社会参加を可能にするためにはDMVを基軸とした公共交通網の整備がぜひとも必要でありますが、導入に当たっては、都市交通の意義についての市民の十分な理解と本音の部分も聞き取った上で、行政の適切な関与によって進められる事が必要だと考えてます。

斎場使用料について

平成19年度富士市で1904件、富士川町で172件一体何の数だか解りますか?

年間の火葬件数の数字です。今年に入ってから、すでに私も9件の葬儀に参列していますが、先日の総務市民委員会で、合併に伴い斎場使用料についての協議がされました。
富士市においては、富士市に住む人の富士市斎場使用料は無料ですが、富士川においては、合併前まで、庵原斎場で4000円とられており、合併してからは市外利用者扱いで、1000円上がり、5000円の斎場使用料が取られています。しかしながら、静岡市では庵原斎場の市外の使用料については、この4月より4万円程度へ引き上げるとしています。その為に、4月以降、富士川地区の方が庵原斎場を使用する場合は、4万円かかるとされ、大幅な金額負担に代わる事が予想されているので、富士市として、激変緩和措置として、旧富士川町町民の庵原斎場の使用料につき3万円の補助金を交付したらどうかという案が出てきました。
 富士市の斎場を利用すれば無料である訳ですが、利便性を考えると今まで使用していた、近くの庵原斎場を使用したい訳ですが、合併した事により、庵原斎場の使用料は高くなってしまいました。今まで通りの金額であるならば、不平は出ないでしょうが、金額が上がってしまう事は富士川に住む人には納得ができないのかもしれません。旧富士川町民は、同じ富士市で住む住民である中では、今までと同じ金額もしくは、富士市と同様に無料にすべきと考えるのが、自然な考え方であると思います。
 しかし、逆に、富士市民になった以上、富士市の斎場を使えば何の問題もないと思うのは、富士川に住まない富士市民にとっての考えでもあると思います。実際、富士市の東外れに住む私も斎場まではかなりの時間がかかります。そちらへ行くより沼津の方が近いからといって斎場を使用すれば市外使用料を払わなければなりません。それから考えれば、富士市民になった以上は、富士の斎場を使用すれば良いのではないでしょうか、ですから、あくまで、合併に伴う激変緩和措置と言う意味合いで期限付きの補助金であるべきであると思いますし、またそのような案が提出されていました。
 合併に伴い、細かな問題が出始めています。しかしながら、考え方はあくまでも、どの地域に住んでいても、公平である事が大原則である考え方で進めなければいけないと思っています。

最年少市長誕生で思う事。

 御殿場においての市長選で県内最年少である37歳の市長が誕生しました。告示3週間前に出馬表明をし、3選を担った現職の市長に勝利した事は、驚きであると共に、地方政治も変わりつつある事を感じずにはいられません。

 聞くところによれば、従来型の決起集会等は行わず携帯メール等を駆使して、市政に関心が薄いとされている若者層への参加を呼びかけ、盤石だとみられた現職の組織力を打ち負かしたとしています。国政レベルの選挙にならなければ、地方政治においては、メディアの露出も少なく、短期間では、浸透しにくい為、流れが変わりにくいと思っていましたが、やり方によれば、地方政治においても大きな変化が出来ると言う事を実感いたしました。
 今度の選挙の勝因は、アメリカの新大統領の時や宮崎県知事の時も思いましたが、若さと変革(チェンジ)そして、分かりやすさだと思います。世界的な不況の中において、誰でもが何らかの不平や不満また不安があります。そのような意味では、少しでも、変えて頂きたいまた良くしてもらいたいと誰でも思う訳ですが、政治に無関心な人達にとっては誰がやっても変わらないと思っていると思います。その方たちに、問題点を分かりやすい言葉で、また、目にするやり方で(伝わる方法で)、知って頂く事ができればもっと政治に対しても興味を持ち、多くの人の関わりが増え、変わるのではないかと常々思っていました。また、そのような事が出来れば、と私も議員になる前から、またなってからも思っていましたが、政治というのは時間のかかる事で、少しずつ変えていかなければと思っていました。しかしながら、今回の選挙においては、短い時間で若い人たちに政策がメールで浸透していき共鳴され、結果として大きな変化をもたらした事は、私も考え方も変化させなければとは感じました。
 現在はスピードが求められています。新たな御殿場市長には、ぜひとも若くして市長になった以上は、夢や希望をかなえる政治を心掛け、主張した事を形に変えていくことを実践してもらいたいと思っています。これからが大変ではあると思いますが、変えた事によって良かった思われることができるかが問われる訳ですので、期待に応えてもらいたいと願っています。(他市の事ではありますが、頑張ってもらいたいです)

 富士市においても本年市長選があります。現市長が、出馬するかは気になるところですが、月曜に市政報告会が開かれており、鈴木市長の政治家として、20年30年先の夢を聞く事ができました。やはり、若い人でもそれなりの年の人でも夢や希望がないのは駄目であると感じています。
私自身も、しっかりと自分の思いを伝える事が出来る議員であるよう努力していくつもりです。